お子さんのために離婚しないサレ妻さん必見!
何でもかんでも離婚を進めているわけではありませんが
不倫が原因の離婚はサレ妻さんだけでなくお子さんを救うことにもなります。
以前、
不倫が原因で離婚する際は
‟父親の不倫が原因”であることを
お子さんにきちんと話すことで
お子さんの心が救われることもありますよ
という内容の記事を掲載しました。
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これについては
その御家庭やお子さんの状況によって
考え方や対応が様々あると思いますが
何より大事なのは
‟お子さんの心を守るため”に
父親の不倫について
話さなければならない状況があるということです。
では、
どういった状況が
父親の不倫を話した方がいいと判断される状況であるのか?
そして
その場合に
一緒に
伝えるべきメッセージを解説していきます。
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母親の判断
結局のところ
母親であるサレ妻さんが
お子さんに
シタ夫の不倫について話した方が
‟お子さんの心を守ることになる”
と、判断することになります。
その判断はどこでするのかを私の体験談も踏まえて解説します。
①状況で判断
シタ夫の不倫が始まってから
・シタ夫とサレ妻さんの喧嘩が絶えない
・シタ夫が明らかに子供に興味がない
・シタ夫がサレ妻さんに明らかに冷たい態度をとる
・シタ夫が家に帰ってこない日が増えた
・シタ夫がイライラして家族に高圧的な態度をとるようになった
・サレ妻さんに笑顔がなくなった、又は泣くことが多くなった
等、
上記の状態ならば
お子さんが
まだ小さくとも
「何かおかしい」と
察知してしまうと思います。
子供は
大人が大きい声を出しているだけでも
大きな恐怖を感じます。
お母さんが泣いているのを見たら不安になります。
※泣かないで下さいと言ってるのではありません。
泣かないで我慢なんて無理です。
ならば
重々言葉を選んで
不安にならないように
父親の不倫について
話した方がいいのではないでしょうか?
何もわからない状態だと
子供は
自分のせいで
両親が喧嘩しているのではないか?
お母さんが泣いているのではないか?
と、
自分を否定してしまうような
思い違いをしている可能性もあります。
お子さんが
父親の不倫が原因で家族に問題が起きていると知ることで
‟自分のせいでお父さんとお母さんの仲が悪くなったのではない”のだと
せめて
自分を否定するような思い違いだけは避けられるのではないかと思います。
②お子さんの年齢が10歳以上
これはひとつの目安であって
絶対ではありません。
しかし
ご自身が10歳だった時のことを思い出してみてください。
10歳ともなれば
大人に起きている問題を
おおよそでも
察知することができていませんでしたか?
一緒に暮らしていれば
・親が自分に話してくれなくても
・親がまだ学校で習っていない難しい熟語で話していても
・親が無理して笑っていても
↑
※子供に小細工は通用しません。
お母さんが無理して笑っていることに気づかないフリをしてくれているだけです。
親が抱える問題を察知して
自分の家庭はどうなってしまうのだろう?
いつまでこの状態なのだろう?と
不安になってしまいます。
ならば
家族という形で
共に生きる一人の人間として
父親の不倫について話すべきだと思います。
私の体験談
私の上の子は女の子で
シタ元夫の不倫開始当時は10歳だったのですが
自分の父親が母親に
・冷たい態度
・威圧的な態度
をとるようになったのを
不倫初期から察知していました。
ただ理由がはっきりしない。
理由は分からないが
毎日、
家族のために、
家事、育児を
外国で
苦手な英語を話しながら頑張ってる
自分の母親を
蔑ろにする父親に対して
憤懣やるかたないといった心境だったそうです。
↑
(さすがに10歳でこの表現はしませんでしたけどね)
そりゃそうですよね。
自分の父親が
自分の母親に
大した落ち度も見当たらないのに
・冷たい態度や
・命令するような口調
・YES以外の意見を言えば怒鳴って威圧
等、
上記のような状態では
子供としては
毎日はらわたが煮えくり返る思いでしょうね。
上の子が言うには
「私のお母さんはお前(シタ元夫)のメイドじゃねえんだよ!!!」
と、心の中で何度叫んだか分からないそうです。
シタ元夫の私に対する態度が変わり始めてから
約半年後に
私から子供たちに
父親の不倫について話をして
その後に改めて
私とシタ元夫から離婚について
子供たちに話をすることになりました。
その話の内容は割愛しますが
その話し合いの次の日
不倫相手と電話するために
外にシタ夫が出ている頃合いを見計らって
私と上の子と下の子で家族会議となりました。
私
「まだやり直せる余地はあると思うんだけどなあ?」
上の子
「ママ、この前は言えなかったんだけど、なに、言ってるの?
大体、なんであんなの(シタ元夫)と結婚したの?
見ればわかるじゃん。
何なのあの態度。うちが異常だっていうのは分かってたけど、
ひどすぎる!離婚でいいじゃん。私は大学までお金出してもらえれば
いいから。無理してお父さんと一緒にいなくていいよ」
下の子
「パパは怖い人だと思う。だって何考えてるのか分からない。
なんで怒り出すのかも分からないから。ママは泣いてて可哀そうだし。
緊張しちゃうんだ。だからパパとは一緒にいなくていいよ」
という答えが返ってきました。
私はまだこの時点で
不倫されたショックで自分の気持ちが
再構築と離婚の間で揺れ動いていたのですが
子供達の気持ちを聞いて
顔を平手打ちされたような
それでいて
肩の荷が下りたような感覚になったのを覚えています。
子供達と話をした後、
私は
再構築や離婚だけでなく
自分の本当の幸せは何なのかを考えるようになり
本来の自分を取り戻し始めたのです。
父親の不倫を話す際にお子さんに伝えたいメッセージ
お子さんに
父親の不倫を伝える際には
言葉を選ぶことも大事ですが
伝えるべきメッセージもあります。
全てじゃなくてもいいと思いますので
お子さんの年齢や様子を見ながら
話し合いの際に
下記のメッセージも伝えてあげてください。
お子さんに伝えたいメッセージ
①父親の不倫で夫婦仲が悪くなっているということ
「最近ちょっと夫婦仲に問題があるのよね」
みたいな曖昧な言い方ではなく
あくまで父親の不倫が原因で夫婦仲が悪くなっている
ということは伝えた方がいいです。
・ギャンブルの末の借金だとか
・父親の会社に問題があるとか
・義実家ともめごとがあるとか
家庭内の問題なんて挙げたらキリがありません。
子供がおかしな勘繰りをする前に
ここはハッキリ
父親の不倫が原因で夫婦に問題が起きていると伝えた方がいいです。
その際
母親である自分は
「今は○○ちゃんに辛い思いをさせてしまって本当に申し訳ない。
でも、必ず解決するからね」と
必ず解決する意思がある事も加えて
伝えてあげてください。
②「あなたのせいではない」
お子さんが真面目であるほど
父親の馬鹿さ加減を
自分のせいだと思いこんでいる事がありますので
「○○ちゃんのせいじゃないんだよ」
「○○ちゃんは悪くないよ。それだけは絶対!」
みたいな感じで
お子さんのせいではないことを伝えてあげてください。
③「一人ぼっちにはならはない」
お子さんが不安になることの一つに
独りぼっちにされてしまうかもしれない
というものがあります。
しかし
「お母さんがいるんだから独りぼっちにはならない」
ことを伝えてあげてください。
たまに
お母さんが専業主婦のため
今現在は収入のないことから
自分が児童施設に入れられるような恐怖を持つ
お子さんもいます。
ですので
「あるわけないでしょ、そんなこと!!!」
と
独りぼっちにされる恐怖など
一蹴してあげてください!
④「離婚しても生きていける」
とはいえ
お子さんも
お母さんに勢いだけで話されても
現実味がないと思いますので
具体的なプランを
お子さんと一緒に考えてみるのもいいと思います。
私が子供達と話し合ったのは
子供達がまだ日本で言うところの
※イギリス在住なもので
小学校4年生と3年生だったので
私と上の子と下の子3人で
18歳(大人)になるまでは
シタ元夫に養育費を出してもらってアパートで生活
できることを子供たちに話しました。
学校も変えなくてもいいし
日本の
おじいちゃんおばあちゃんにも
今まで通り会うことはできるよ。
と、伝えました。
ざっくり書きましたけど
養育費などについては
当然
夫婦で話し合いも何度もしたわけで
一朝一夕にはいきませんでしたが
結局
子供達は
自分たちの生活があまり変わらないことを知るだけでも
気が楽になったように見えました。
要するに
「離婚しても生きていける」
ということが分かるとお子さんの不安も軽減できると思います。
離婚して
お父さんが不在でも
生活はできるし、
両親の不仲、
もっと言うなら
お母さんが泣く姿を
見なくて済むのなら
今よりも楽しい生活ができるかもしれない!
と
希望が持てるのではないでしょうか?
ですので
「離婚しても生きていける」ことを伝えてあげてください。
⑤「お母さんは必ず立ち直る」
「お母さんは今は不倫問題で
心も体も辛い状況だけどいつまでもこんなことは続かない。
必ず立ち直る!」
これです!これを伝えてあげてください!
誰だって辛くて先のことなんて考えられない時があります。
しかし
このままの状態がいつまでも続かないことを
伝えてあげてください。
子供たちだって悔しいんですよ。
自分の母親がが自分の父親に泣かされてるの見ると
悔しくて
自分で自分の父親に復讐してしまいたくなるんです。
しかし子供の復讐では生ぬるい。
サレ妻さんの本気の復讐でシタ夫に鉄槌を下してください!
そのためにこのブログは在るのです!
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⑥「お父さんはあなたを愛している」
ここで誤解を招かないようにしたいのは
父親であるシタ夫が
子供に対して愛情がある場合は
それについては伝えた方がいいということです。
大人の事情(不倫問題)で両親が離婚したとしても
お子さんは
両親それぞれから愛されていることのほうが多いです。
・父親から愛情が得られなかったから
・父親に捨てられたから
父親とは離れて暮らすようになった
などという誤解が
お子さんを苦しめることがないように
シタ夫が子供を愛しているのであれば
ここだけは素直に
「お母さんだけでなく、お父さんも○○ちゃんが大好きなのよ」と
伝えてあげてください。
※こういったことを書いて思い出すにつけ、
不倫している馬鹿どもに復讐して思い知らせてやろうと思ってしまいます。
⑦「あなたのおかげで生きる勇気が出る」
最後に
「○○ちゃんのおかげで、お母さん、がんばれるよ!」と
お子さんの存在が
母親に
・今までは持ってなかった凄い力
・生きようと思う力
・戦う力
を与えることを伝えてあげてください!
この家族の一大事を乗り越えた将来
お子さんに
お子さんの存在そのものに
「ありがとう」と
感謝する日が必ず来ます。
そもそも
子供から
・もらったもの
・教えられたこと
に比べたら
親が子供に与えられる物など大したものではありません。
子供の存在に救われながら生きているのが親です。
いずれにせよ
子供は
母親に大きな力を与えてくれる存在なのです。
まとめ
サレ妻の子供の心を守るための離婚
・母親が家庭の状況や子供の年齢を考慮して父親の不倫を子供に話すか判断する
・その際に一緒に伝えたいメッセージ
①父親の不倫で夫婦仲が悪くなっているということ
②「あなたのせいではない」
③「一人ぼっちにはならない」
④「離婚しても生きていける」
⑤「お母さんは必ず立ち直る」
⑥「お父さんはあなたを愛している」
⑦「あなたのおかげで生きる勇気が出る」
伝え方、言葉の選び方は母親であるサレ妻さんの裁量によりますが
上記したことも家庭内の問題解決にお役立てください。
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