お子さんの年齢にもよりますが、お子さんにシタ夫の不倫を話した方がいい場合があります。
夫の不倫が発覚したとき
- 子供にどう説明しよう?
- 子供の心に傷がついてしまうのでは
- 私(サレ妻さん)さえ我慢すれば……
等、
お子さんの気持ちに配慮して何も言えないでいたりしませんか?
シタ夫の不倫をお子さんに話すにあたっては、
悩まれていらっしゃるサレ妻さんがとても多く
「いっそのこと何も言わないでいた方が」と
お子さんに何も言わない選択をされる方もいらっしゃいます。
しかし、
お子さんの年齢や性格によって
シタ夫の不倫を伝えた方がいい場合もあります。
今回は
サレ妻さんはもちろん
お子さんも幸せになるために、
シタ夫の不倫をお子さんに
説明したほうがいい理由を3つご紹介します。
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不倫されてしまった経験者の私がお悩みを解決します 夫に不倫されても離婚されても再構築を考えている奥様へ理由①子供は状況が分からないほうが不安
結論から申し上げますと、
お子さんの不安を和らげるためです。
子供は親の態度や表情をよく観察し、
微妙な変化にも敏感です。
赤ちゃんでもお母さんの様子がいつもと違って元気がないと、
不安で泣き出します。
お父さんがお母さんに、(不倫相手に夢中なため)
雑な扱いをし始め、
きつい物言いや辛く当たるようになったら、
子供はすぐさま気づきます。
ただその理由(不倫)までは分かりません。
お父さんお母さんの仲が悪くなっていく間
- どうして?
- いつまで続くのだろう?
- これからうちの家族はどうなってしまうのだろう?
という不安が子供の心を苦しめてしまいます。
ならば、
- お父さんの不倫を説明し、
- お母さんはいつまでに、コレコレこのような対処をしようと思っている。
- お母さんはあなたを幸せにするために努力する。
- 「お母さんは○○ちゃん(お子さん)と幸せになるために頑張るね!」
とお母さんの本音や状況を話してみるほうがいいと思います。
お母さんが一人きりで、
お子さんが一人きりで、
個々に悩むのではなく、
この問題を家族で乗り切るのだと考えてみてください。
子供は小さくても、自分の意見を持つべき一人の人間です。
お子さんの年齢によって伝え方は様々だと思いますが、
離婚するにしても、
何故だか分からないうちに
両親の仲が悪くなって離婚するより、
理由が分かった上で離婚されるほうがいい。
なぜなら、
理由が分からないと
子供は自分のせいで両親の仲が悪くなってしまったと
思ってしまいがちだからです。
- 自分がいい子じゃないから
- 学校の成績が良くないから
こんなことが起こるのだと
自分を責めてしまいます。
しかし違いますよね。
悪いのはシタ夫です。
サレ妻さんの中には
実際には離婚したくても、 - お子さんの状況(受験等)
- 経済的問題
- 世間体
などの理由から
すぐには離婚できない方々もたくさんいらっしゃると思います。
それでも
お子さんに対して
「あなたのためにお母さんはお父さんと離婚しないのよ」
とは、言わないであげて下さい。
自分のせいでお母さんは離婚できないんだと罪悪感を持ってしまいます。
自分の存在がお母さんを苦しめていると思ってしまうのです。
悪いのはシタ夫です。
ですので、
お子さんに本当のことを話してみてください。
お子さんに
父親と母親の仲が悪い本当の理由を話すことで
お子さんには責任がないことを理解してもらって、
お子さんの心を少しでも楽にしてあげてください。
理由②子供は母親の笑顔が大事
子供はお母さんが笑顔で、
安心して生活してくれていることで、
安心感を得ます。
特に幼い子供にとってお母さんはとても大事な存在です。
生まれたばかりの赤ちゃんでも、
誰がお母さんかすぐに分かるそうです。
絶対に自分を守ってくれる大事なお母さんは分かるのです。
しかも
その『大事な自分のお母さん』を守ってくれる男の人、
つまり父親が必要なことを本能的に知っているのだそうです。
一方で
実は、私たち人類は
自分の父親が誰なのか一生分かりません。
どうやって父親と認識するのかといえば、
父親本人、
もしくは周りの大人が
父親はこの人だと子供に教えたから知っているのです。
子供が自分で「この人がお父さんだ!」
と気が付いたのではありません。
それでも、
ただ一つだけ
子供が自分で
『この男の人が父親だ』と認識する瞬間があります。
それは
この男の人は自分を生んでくれた母親を大切にしていると認識した瞬間です。
子供は
自分を生んでくれた母親を大切にしてくれる男の人を父親と判断します。
では、
母親を大切にしない実の父親をどう思うか?というと
ただの血のつながっている男の人です。
子供は
血のつながっている男の人と父親が同一人物でなかったとしても幸せになれます。
実際に
再婚相手の男の人と連れ子がうまくいくことがあるのは
自分のお母さんを再婚相手の男性が大事にしているのを見て知っているからです。
血のつながりはなくても
この人(再婚相手)が自分の父親なんだと認識しているのです。
お母さんが笑顔になれる再婚相手であれば、子供も幸せになれます。
理由③子供は不倫した側には付いて行きたくない
子供は不倫した側についていくことを嫌います。
自分の母親を傷つけられたことで、
不倫者が
本当に自分を大切にしてくれるか疑わしいからです。
お子さんが父親か母親か、
どちらと生活するのかを選択できる状況なら尚更、
お子さんが後悔しない選択をするために、
きちんと不倫の事実を伝えたほうがいいです。
シタ夫が不倫の事実を伏せて
親権をとって子供と生活しても、
子供が幸せになるのは難しいでしょう。
父親に不倫の事実を後々になって聞かされ、
この人が新しいお母さんなどと紹介されて、
不倫相手の女と生活する羽目にでもなったりしたら最悪です。
一生お母さんを裏切ったような気分を味わいながら生活するのです。
まして不倫相手の女は自分の母親を苦しめている張本人です。
一緒に生活するとなったら子供はものすごいストレスを感じます。
ですので
父親が金銭的なことを理由に親権をとろうとしても、
子供の心をこれ以上苦しめないためにも
サレ妻さんが親権を握れるよう頑張ってください。
お子さんが
自分の母親を苦しめる実の父親を嫌っていることも十分あります。
シタ夫の本音考察【私の体験談】
2020年2月某日
シタ夫がニューヨークに行っている間、
実家に電話しました。
実家の両親にとっては青天の霹靂でしたが、妹は違っていました。
「シタ夫さん、モラハラ気質だから①いつかやるんじゃないかと思ってた」
その後、激怒し裁判になったら任せろと激励してくれた父と話をして
最後に母と話をしました。
「本当にひどい話だと思う。
お姉ちゃん(私)は日本人のシタ夫さんと結婚したのに、
シタ夫さんの転職のために外国について行って、
年子をワンオペで育てて、
苦労の連続だった。それでも頑張ってたのに。
もうシタ夫さんのことはどうでもいい。
自分と子供たちが幸せになることだけ考えなさい!
子供だけは手放すんじゃないよ!
お母さんを失った子供が、どれほど可哀そうか知ってる?
私(私の母)は看護師時代にお母さんを亡くした子供たちを見てきたけど、
あれは本当につらい。可哀そうであの子たちの顔なんて見られなかった。
お姉ちゃん(私)は生きていられるんだから
子供だけは絶対に手放しちゃだめだよ!」②
とても勇気づけられました。
経済的なことを理由に親権が取れなかったらどうしようと悩んでいたが、
そんなもの悩む必要などない。
養育費も親権も取ればいい!!
当然の権利です!!
子供達にはシタ夫がニューヨークに行く数日前に、
シタ夫の不倫が原因で離婚することを伝えていました。③
子供達はシタ夫の不倫のことも、
離婚するであろうこともとっくに知っていました。④
ただ、知ったところでどうしようもできず、
そのうちに話してくれるだろうと思っていたそうです。
私も子供達もこの話の最中ずっと泣いていたので、
ここ数日はいつも以上にお互いに声を掛け合って生活していました。
上記の電話の後、子供達と話をしました。
私はまだこの時、離婚は最終手段⑤であって
まだやり直す見込みはあるのではないか⑥と思っていました。
私「お父さんは離婚したいみたいだけど、私はまだやり直せると思ってるんだよね。」
二人はどう思う?」
上の子「う~ん、分からない」
下の子「う~ん、どうかなあ」
と、二人とも歯切れが悪い。
後から本人達に聞いた話ですが、
この時、子供達は
是非、離婚してほしい!
お父さんと会わないで済むんでしょ?
やり直さなくっていいってば!⑦
と思っていたそうです。
子の心親知らずでした。
関連記事
シタ夫の本音考察
①モラハラ気質
⇒不倫は一番ひどいモラハラ行為です。
シタ夫の大半がモラハラ夫もしくはナルシストです。
両方の場合もあります。
②子供だけは絶対に手放しちゃだめだよ
⇒ここで子供と何の手も打たないで別れてしまうと、
子供は母親に捨てられたと勘違いしてしまいます。
③シタ夫の不倫が原因で離婚することを伝えていた
⇒子供達の意思で父親と暮らすか、母親と暮らすかを決めてもらいたかった。
シタ夫と暮らすということは、不倫女性と暮らすいうこと。
不倫するような女が私の子供達を可愛がるとは到底思えませんでした。
④不倫のことも離婚するであろうことも・・・
⇒子供は親の想像以上に親をよく見ています。不倫のことだけでなく、
普段の夫のモラハラについても子供たちにしっかり見られていました。
⑤離婚は最終手段
⇒妻は離婚決断までどれだけ時間がかかってもいいんです。
夫と妻の両者が承諾しない限り離婚は成立しません。
お互いがお互いの条件を受け入れられなければ、
離婚届にサインする必要はありません。
⑥やり直す見込みはあるのではないか
⇒離婚を言い渡されたからと言って、慌てて離婚する必要はありません。
離婚したいのはシタ夫の勝手な都合です。妻に不倫がバレたことで、
不倫している人たちの状況も少しずつ変わっていきます。
この時点では夫婦関係の改善の余地はあります。
⑦是非、離婚してほしい・・・
⇒不倫どころか普段の夫のモラハラもしっかりと見ていた子供達。
お母さんを泣かせるお父さんは好かれるはずはありません。
父親不在のほうが幸せな家庭もあります。
子どもにシタ夫の不倫を話した方がいい理由 まとめ
- 子供は親をよく見ているので、夫婦間に問題が起きるとすぐに気が付きます。
少しでもお子さんの不安を和らげるために、
サレ妻さんのほうからお子さんに状況を話してあげてください。 - 不倫女性が元妻の子供を可愛がることはほぼないです。
シタ夫は不倫女を買いかぶっていることが多いため、
自分の子供を任せられるという幻想を持っています。
不倫している人たちの幻想に付き合う必要はありません。 - 子供にとってお母さんはとても大切な存在です。
お母さんが笑顔で生活できていることが、子供の心の安定につながります。
そのための再婚ならお勧めです!
お子さんにとってもサレ妻さんにとっても幸せになる選択をしてください。
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