不倫に走るシタ夫は母親に甘えることから卒業していないことが多い
- 夫に不倫されたけど再構築を考えていらっしゃるサレ妻さん
- 不倫したけど「やり直したい」とシタ夫に懇願されているサレ妻さん
- シタ夫と再構築を迷っていらっしゃるサレ妻さん
再構築をするかどうか決める前に
シタ夫が結婚生活で妻であるあなたに対し、
どのような態度であったのかよく思い出してください。
これから解説する態度がシタ夫に見られた場合は
再構築を
- やめる方向で考え直すか
- かなり苦労することを覚悟して進めるか
決めることになると思います。
再構築するということは
ただ単に、
不倫をしないという約束をして、それを守らせることではなく
今後、不倫させないために
シタ夫が持つ心の問題を夫婦で解決することです。
不倫する心の問題は様々あります。
今回はそのうちの一つ。
母親から自立できていないシタ夫について解説します。
妻という名の母親
母親から自立していない男性は
結婚後も母親を求めてしまい
無意識のうちに妻に母親になってもらおうとします。
結婚して自分の家庭を持つようになると
夫も妻も
結婚当初は結婚生活が新鮮に感じて
お互いを一人の異性として大切に思っています。
喧嘩や意見の食い違いなどがあったにしても
それなりに生活を楽しんでいる状態です。
しかし、
母親から自立していない男性の場合この状態は長くは続きません。
時間が経つにつれて変わっていきます。
心の中で母親を求めてしまうので
いちばん身近にいる妻に母親を求めてしまうのです。
- うちの母親は○○だった
- 俺の母さんは○○してくれたのに
- 母さんのほうがもっと○○だった
など、最初は心の中で思っているだけだったのが
時間が経つにつれ
自分の母親と比較して妻に対しての文句が増えていきます。
最初のうちはハッキリ「俺の母親は‥‥‥」と言わなくても
妻の行動に注文が増えていく感じです。
妻は最初はそういった不満を言われても
些細なことだと思って目を瞑ったり
夫に対して愛情があり結婚生活を継続したい気持ちもあるため
多少のことは我慢して
夫の「うちの母親のように○○して欲しい」という要求を
受け入れてしまいます。
そうしていくうちに
シタ夫は第二の母親を結婚生活で得てしまいます。
この状態が続くと
家には妻という名の母親代わりがいるので
独身に戻ったような気分になってしまい
外に女性を求めてしまうのです。
「ウチには妻(自分の母親代わり)がいて
家事でも子育てでも何でもやっておいてくれるから
外で遊んじゃってもいいかな」
シタ夫の思考はこんな軽い感じです。
妻が妊娠中に不倫し始めたシタ夫のセリフで
「妻を女性として見られなくなった」
というものがあります。
当然、その言葉を聞いた妻は大ショック。
- 妊娠して体形が崩れた!
- 悪阻がきつくておしゃれに気を遣わなくなったからだわ!
と思ってしまう方がたくさんいらっしゃいます。
しかし本当は外見の問題ではなく
母親から自立していないシタ夫は
- 結婚後も身近に母親を求め、
- 母親役を妻に押し付けていたので
無意識に妻を女性として見ようとしなかっただけです。
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妻のおしゃれを邪魔する
母親から自立していないシタ夫の中には
母親代わりの妻に女性を感じると不安を覚えるシタ夫もいます。
普段オシャレなどしない妻が
急に髪形を整え、めかし込んで外出したりすると
女性の部分が見え隠れして落ち着かないのです。
妻が仕事に出るために身なりを整えていると
妻の女性らしさを目にしてしまい
「なんでそんな服装なの?」
「そういう服装はどうだろうか」
「そんなに意識しなくてもいいんじゃない?」
などと口をはさんできたりするのは
母親代わりの妻に
今迄とは違う
自分の知らない
女の部分が見えると不安になるからです。
妻の仕事の妨害
上記にも含まれることですが
子供が大きくなったタイミングで妻が仕事に復帰しようとするのを
なんとなくよく思ってないような素振りを見せるシタ夫も
母親に甘えることから卒業できていません。
家に帰って母親がいてくれないと不安になる小学生のようなものです。
小学生の子供なら母親の言うことを聞いて
母親が家にいなくても我慢せざるを得ません。
しかし
心は子供、体だけが大人のマザコンシタ夫は
妻になんだかんだ言いがかりをつけて仕事復帰を邪魔します。
「家事や育児に支障が出ないようにやるなら仕事してもいい」等と
上から目線で言うのも、
母親代わりの妻が自分の知らないところに行って
自分の知らない顔を持つことに不安があるからです。
いい大人なのだから家事くらい自分でできるはずなのに
家事や育児を理由に家に妻を縛り付けておきたいのは
こういった背景があります。
性行為をしなくなる
よく言う「妻とはできない」ってやつです。
そりゃそうだと思います。
だって、妻という名の母親なんだから。
母親と性行為しないのと同じです。
家にいるのは妻という母親代わりだから
家の外で性行為は済ませておこうという心理が働きます。
母親に愛されようとしてしまうシタ夫
全員ではありませんが、
幼少期のシタ夫とシタ夫の母親の親子関係が不倫に影響しています。
シタ夫は母親の愛情に飢えたまま結婚しているので
結婚後は
本当の母から得られなかった母としての愛情を
一番身近にいる異性である妻から得て安心したいのです。
いざ不倫がバレて離婚になって慌てるのは
こういったマザコンタイプのシタ夫です。
それはそうですよね。
せっかく得た母親を失うことになるんですから。
妻(母親)は本気
間女は遊び
と思って不倫しているシタ夫によく見られる傾向です。
しかし妻はシタ夫の母親ではなく妻です。
一人の女性として夫と家庭を築くために結婚したはずです。
母親離れしていない
大きな子供の世話をするために結婚したのではありません。
妻とマザコンシタ夫の無意識が起こすスレ違いにより
離婚を選択するサレ妻さんも多くいらっしゃいます。
妻に離婚されたら
またあたらしい母親代わりを探し
めでたく再婚できたら不倫して彼女(間女)を探す‥‥‥の繰り返しになるのです。
本当に再構築すべきか?
こういった夫と再構築すべきかはサレ妻さんの自由です。
サレ妻さんは
- 離婚してほかの男性を探す
- 子供たちと充実した日々を過ごす
- 独身を満喫
どの選択肢を取ってもいいのです。
それにシタ夫本人が積極的に不倫癖を治そうとしない限り不倫は治りません。
カウンセリングに通うにしても
- お金
- 時間
- 労力
がかかります。
自分の人生の時間をシタ夫のために使って本当に良いのか?
真剣に検討しなくてはなりません。
マザコンの不倫【まとめ】
妻と言う名の母親⇒マザコンの夫は無意識に妻に母親代わりをさせる
妻のおしゃれを邪魔する⇒妻の女の部分を見ると落ち着かない
妻の仕事の妨害⇒妻が家を空けると不安になって仕事復帰を邪魔する
性行為をしなくなる⇒「妻(母)とはできない」のは無意識に母親代わりをさせているから
母親に愛されようとしてしまうシタ夫⇒心の問題を解決しない限り妻に母親を求めるので
パートナーを変えても結局不倫してしまう
本当に再構築すべきか?⇒サレ妻さんの人生の時間をマザコンシタ夫との再構築に使って良いのか
真剣に検討するべき
自分の父親世代と不倫する間女も幼少期の父娘関係に問題があることが多いです。
間女の場合は父親代わりがシタ夫となります。
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いずれにしても
幼少期の親子関係は不倫者たちの心に大きく影響していることは間違いありません。
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