シタ夫と再構築

離婚しても夫婦関係再構築はできます
時は令和!再構築の形はいろいろです。

今回は不倫によって壊れた
夫婦関係を再構築したい方におススメの記事です。

私は
2021年、
「不倫相手の間女と再婚したい」
という身勝手極まりないシタ元夫と離婚
しました。

が、しかし、
紆余曲折、有りまして
今でも子供たちと共に
シタ元夫と
まだ同じ屋根の下に住んでいます。

もちろん離婚したままです。

離婚した状態のままシタ夫と同居しているのですが
関係は
婚姻関係にある時よりも良好なのです。

シタ元夫はモラハラ夫だったのですが
離婚したことで
モラハラ行為ができなくなったこともあります。
(同居にあたり何かあったら即刻警察に通報すると宣言してあります)

それにしても
婚姻関係にあった時よりも
気を使わないで生活できているのです。

夫婦関係は壊れても

人間関係が完全に壊れていなければ
結婚していた時と同じような生活を
継続させることはできます。

サレ妻さんがシタ夫とどういった関係を望むのかで
再構築の形は様々に変わってくるのです。

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再構築の注意点 ① シタ夫の不倫を許すか?許さないか?

再構築をする際に
シタ夫の不倫を
許すか?
許さないか?
で揺れていらっしゃるサレ妻さんは多いと思います。
結論からお話しますと
「許す必要はありません」

シタ夫はサレ妻からの
「許してあげます」
という言葉を聞きたがるでしょうが

簡単に許してもらって
できるだけ早く
罪悪感から解放されたいだけです。

下手に許したら
シタ夫の不倫を再発させるだけです。

シタ夫に
「許して欲しい」と言われたら

「今後のあなたの行動や態度で判断します」

と言って
答えを30年ぐらい引っ張ってください。
すぐに答える必要もありませんから。


一生許さなくても
私たちサレ妻は何も困りません。

許す必要はないのです。

許したくなったら許せばいいし
一生、許さなくても生きていけます。

サレ妻さんは
許す許さないというよりも
普段の生活で不倫されたことを

・思い出す回数が減った
・気にならない時間が増えた

だけで上出来です。

シタ夫に
ご自身の気持ちをコントロールされないようにして下さい。

しかし
「一生、許さないで怒り続けているのもしんどいな」
と思われると思います。

再構築を選択された場合は

シタ夫の全てを許さず怒っているのではなく
シタ夫が不倫したことについてのみ
一生、許さず怒っていればいいんです。

全部が全部、悪い人間なんて
なかなかいませんし
不倫したとはいえ
シタ夫のいい部分を信じていらっしゃるから
再構築を検討なさっているのだと思います。

夫の不倫したことに対する気持ちと
夫のそのほかの部分に対する気持ちを
切り離して考えるんです。

「罪を憎んで人を憎まず」ってやつですね。

私も心の中で
シタ夫の不倫に対しては

一生、許さないつもり満々でいます。

実は
この考え方を持ってる妻、
もしくは、元妻、
のほうが
再構築はうまくいきます。

何故なら

シタ夫を許せない自分を許しているからです。

生きていれば許せないことの一つや二つあるものよ!
と思って
シタ夫を許せない自分を決して責めない。
完璧に良い人なんていません!
そう思っている方が心に余裕ができるので
再構築もうまくいきやすいです。

「妻がかまってくれないから不倫した」
「妻に不足があって不倫した」
等と
妻のせいにして
不倫を正当化するシタ夫がいますが

そのシタ夫だって
なんの不足もない、
非の打ちどころのない完璧な夫でしょうか?

そんなはずはありません。
不倫した時点で非の打ちどころだらけです。

そんな
非の打ちどころだらけのシタ夫に、
私たちサレ妻の心の痛みを理解できないシタ夫に、
不倫を許せないことについて文句を言われる筋合いはありません!

それに
シタ夫を許せないでいる自分に対して

「自分はなんて心が狭いんだ」
「早くシタ夫の不倫を許して再構築を始めなきゃ」
「シタ夫を許せないと再構築が上手くいかない」

等と自分を責めてしまうと

不倫を許すことにフォーカスしすぎて
不倫されていた当時の苦しい記憶がよみがえってきて
ますますシタ夫を許せなくなってしまいます。


また
「許してあげなかったらまた不倫されるかも?」
と、
心配していらっしゃる方もいましたが、

許しても許さなくても
不倫を再発する人は再発します。

そうなった場合は
本当にそのシタ夫と再構築するのかを
考え直さなければなりませんが

この記事を読んでらっしゃるサレ妻さんは
再構築を考えているだけでも
十分、心が広い妻だと思いますし

そもそも
「再構築してください」と
頭を下げなければいけないのはシタ夫のほうです。

ですので
再構築をお考えの際は
「シタ夫の不倫は許さなくても大丈夫」だと
自分を許してあげてください。

再構築の注意点 ② 夫婦生活

結論からお話しますと
夫婦生活はサレ妻さんの心の状態に問題がなければ
営んでも構わないと思います。

しかし
サレ妻さんによっては
シタ夫が間女と不倫していたことで

・シタ夫の体が気持ち悪い
・シタ夫の洗濯物が汚い
・シタ夫に触られたくない

と感じて

再構築したい気持ちと
シタ夫の体を生理的に受け付けなくなってしまった苦しみ

の間で
長く悩んでいらっしゃる方もいます。

これは
本能的なものなで
健全な女性であれば当たり前のことだと
精神科医の先生に教えて頂きました。

ですので

否定せず
気持ち悪いものは気持ち悪いと認めてあげてください。

気持ち悪いと思ってしまうご自分を許してあげてください。

夫婦生活ができなければ夫婦じゃないと
自分を追い込まないで下さい。

何故なら
余計に気持ち悪さに敏感になってしまうからです。

本能では気持ち悪いと思っているのに
意識してシタ夫と添い遂げなくてはいけないと思っていると

サレ妻さんの本能が
気持ち悪いと感じるシタ夫から
サレ妻さん自身を守るために

・この男といると危険だ
・また傷つけられれしまう
・この男から離れなければ


何が何でも
シタ夫からサレ妻さんを引き離そうとして
余計に気持ち悪さが強くなってしまいます。

ですので
対策としては
自分に逃げ道を作ってあげることです。

どのような逃げ道かと言いますと

・シタ夫とは別れてもいいや
・また不倫したら次はシタ夫から去ってやる
・本当は自分は一人でも生きていける

・体の関係がなくても夫婦は続けられる
等、

「シタ夫と離れても生きていけるのだから
無理に近づき過ぎなくていい」
と思って
無理に夫婦生活を営もうとしないことです。


もし
サレ妻さんがシタ夫を気持ち悪いと感じているのに
シタ夫に夫婦生活を迫られたら

「私(サレ妻さん)が他の男性と不倫関係になったら
 あなたは今まで通り私と夫婦生活できる?
とても複雑な気持ちなの。もう少し時間が欲しいの」

と、ソフトに伝えてみてください。

非常に繊細な話なので

「間女を抱いた、あなた(シタ夫)の体が気持ち悪いの。
 汚く感じるの!生理的に無理なの!」

と、はっきり言いすぎてしまうと

シタ夫としては
妻とはもう再構築は不可能なのだと
絶望してしまいます。

再構築を検討されていて夫婦生活が苦痛な場合は
「夫婦生活を営むまでには時間が欲しい」
と伝えてみてください。


どうしてかというと

今は気持ち悪く感じる夫の体でも

時間の経過によって
気持ち悪さが和らいでくることが多いからです。


時薬、とはよく言ったもので
人によって差はありますが
時間の経過が救ってくれる場合もあります。

ですので
夫婦生活は焦らず自然に任せた方が
お互いが傷つかず
スムーズにすすめられるのではないかと思います。

再構築の注意点 ③ 元に戻ろうとしない事

結論からお話しますと

不倫される前の夫婦関係には戻れません。
ですので
新しい夫婦関係を築き上げていくことになります。

再構築しよう!と思うと
私たちサレ妻は
不倫する前の
昔の夫に会いたい
思ってしまいます。

が、しかし今は

不倫によって
ボロボロに心を傷つけられた悲しみや怒りがある上に

夫は不倫するような
心の弱さを持っている
サレ妻は知っています。

どう頑張っても
サレ妻がシタ夫を
不倫される以前と同じように
・信じる
・愛する
ことは難しいと思います。

ここで無理やり
信じよう!
愛そう!
とすると

サレ妻さんの心の中にある本能が

「またひどい目に遭うよ!」
「噓をつかれてあんなに苦しんだじゃない!」
「信じないほうがいいよ!」


不倫されていた時の苦しみを甦らせて

・二度と自分が傷つけられないように
・自分を守るために

その男は危険だと警報を鳴らします。

再構築することに焦ってしまい
不倫される以前のような気持ちを持てないことで
ご自身を責めてしまうサレ妻さんもいらっしゃいました。


ならばどうするか?

ならば
私達サレ妻は
不倫してしまった夫の心の弱さも含めて
新たな目で
現在のシタ夫を見て
新しい夫婦関係を築いていく

のがベストなのではないでしょうか?


シタ夫は
不倫によって別人になったわけではありません。

私たちサレ妻が
不倫によって
本当はもともとあった
シタ夫の心の弱い部分を知ってしまった
ということになります。

ですので
不倫以前とは違い
目の前にいるシタ夫は

不倫するような
心に弱い部分がある男性なんだ
と承知の上で生活してみて

現在のシタ夫の態度や行動を自分はどう思うか?
にフォーカスするんです。


そのうえで夫婦としてやっていけるか判断する。

もちろん
もともとシタ夫が持っている良い部分は尊重し
許せない部分は許さないで
接していくべきだと思います。

そうやって生活していくうちに
相手への思いも変わっていきます。

そもそも
不倫されても、されなくても、
年月が経つにつれて
夫婦の形は変わっていくものだと思いますし

再構築をしていく過程で

・やっぱり別々の道を歩むことを選択するのか
・よりいっそう夫婦仲が深まるのかは

その御夫婦によると思います。

ですので
・シタ夫が再構築するべき人物かを見極める
新しい夫婦関係を構築する
今現在のシタ夫の行動や態度をどう思うか?

が、今後、再構築する上で大事なポイントだと思います。

再構築の注意点 ④ 婚姻関係にこだわらない

再構築後の夫婦関係については、
サレ妻さんの望むシタ夫との距離によって、
考えていけばいいと思います。

婚姻関係がありラブラブ状態!

みたいな
夫婦の雛型にこだわらないほうが
心に余裕ができて
再構築もうまくいきやすいです。

シタ夫という相手あっての再構築なので
・自分の理想の結婚の形
・自分の理想の家庭の形
にこだわってしまうと

それに合わせようとして
疲弊してしまいます。


私のように

離婚はしたけど
シタ夫と同居していたり

別の方では
離婚して
別居もしているけれどもシタ夫と頻繁に交流がある

家庭は結構あります。

離婚して関係がリセットされ
以前よりも関係が良くなることがあるのです。


上記の場合は
お子さんのいる家庭が多く
父母としての役割を果たしていくうちに
自然と夫婦関係が回復していくことが多いです。



私の経験をお話しますと

離婚して
紙の上では他人になったおかげで
婚姻中のようなモラハラ行為を受けることもなく
シタ夫に
一歩引いた態度で接してもらっていること
とても楽になれました。

今現在、私とシタ元夫は同じ屋根の下で生活しています。

私とシタ元夫との関係を
・夫婦関係が元に戻った
・再構築できた
・復縁した
とは言えないと思います。

しかし
健康的な人間関係になり
私が精神的に楽になったのは事実です。

私にとってのシタ元夫との距離は
「一歩引いた」くらいが丁度いいようです。

シタ元夫とは
婚姻関係に再び戻るつもりはありませんが
子供達が成人するまでは
現在の状態が
続いていくのではないかと思います。

そうすることで
・金銭的負担
・精神的負担
等を
軽くして、
私の毎日が充実するのなら
こういった人間関係もアリかなと思います。

とはいえ
離婚しているので
他の男性と再婚という選択肢も私は持っています。

この選択肢がある状態が
私に精神的な余裕を与えてくれるのだと思います。

また
婚姻関係が続いていて

不倫が原因で別居している方も

・絶対に添い遂げなくては
・離婚だけはできない
と思っているよりは

頭の片隅で
・離婚しても生きていける!
・シタ夫とは離婚して他の男性との再婚もいいのでは?

と思っている方のほうが

精神的に落ち着いて
シタ夫を俯瞰してみることができ
結果、
再構築が上手くいったりします。

そういう方は再婚もうまくいったりします。


形は以前とは違っても

法律上
婚姻関係になくても
事実婚でもいい。

人としての関係が途切れていなければいい。

そういった家庭も
令和の時代にはアリだと思います。

まとめ

シタ夫と再構築
①シタ夫の不倫は許さなくても大丈夫

②夫婦生活が辛い場合は無理にすすめない

③夫婦関係は新しく構築する

④婚姻関係ななくても家族関係は継続できる

一度壊れた関係は元には戻りませし、
良くない関係だったから壊れたのかもしれません。
しかし、これから先は分かりません。
以前よりもいい関係が築ける可能性はあると思います。

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