私の場合、離婚しているのにシタ元夫との人間関係そのものは破綻していません。
夫婦関係とも違うのですが、なんでそんなことになってるの?って思いますよね。
夫婦関係が壊れてしまう原因は
御夫婦ごとに違うので
再構築をする際は
その御夫婦ごとの再構築の形があります。
特に
不倫が原因で夫婦関係が壊れてしまった場合は
間女という第三者が絡むために
・手順と
・心構えが
かなり違ってきます。
ですので
今回は
不倫が原因で壊れてしまった夫婦関係を
再構築する際の
手順と心構えを解説します。
シタ元夫の不倫が原因で
離婚したとしても
シタ元夫との
人としての関係は継続できるし
困ったことがあれば助け合うこともできます。
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再婚しないだけの元夫婦
一度離婚した夫婦のなかで
同じ相手と再婚する割合は
要するに
離婚した夫婦が復縁して再婚する割合は
10%
と言われているそうです。(弁護士さん調べより)
この確率が
低いと感じるか
高いと感じるかは
個人によると思いますが
いらっしゃるにはいらっしゃるんです。
でもこれは
再婚している夫婦の割合であって
復縁している割合ではありません。
つまり
法律の則って再婚はしていないが
・復縁して一緒に生活している元御夫婦や
・住居は別でも内縁関係になっている元御夫婦
は除外されていることになります。
もし上記のような
法律上は婚姻関係(夫婦)ではないが
・復縁している元御夫婦
・夫婦という自覚はないが人間関係は続いている元御夫婦
を含めたら
思ったよりも離婚後に復縁している元夫婦は多いのではないかと思います。
何故このような
離婚したけど夫婦のような関係
になったのかと言いますと
2つ理由が挙げられます。
心の距離
離婚後にシタ元夫と間女が破綻し、
シタ元夫と元妻さんの心の距離が縮まったこと。
離婚理由の問題
とはいえ
不倫という裏切り行為が理由で離婚したので心から信頼できず
また、不倫の事実を知る人たちから再婚を反対されるため。
大体この二つです。
心の距離
・シタ元夫に不倫以外で深刻な問題がない
離婚はしたものの
もともと、シタ元夫に
・DV
・モラハラ
・借金
・重い精神疾患
等の
問題がない、
もしくは問題が大きくないため、元妻も会うことに抵抗が少ない。
・子供のことで会う機会がある
面会日などに子供たちを交えて会う際に
困りごとなどをシタ元夫に相談し、
・手助けしてもらったり
・問題を家族で乗り越える
ことでシタ元夫を男性としてというよりも
子供の父親として頼りにするうちに
夫婦であった時よりも仲が良くなったりします。
・シタ元夫と間女がすでに破綻している
すでに間女と別れている場合
シタ元夫としては
後ろめたさをあまり感じずに元家族に会える。
間女と精神的にも物理的にも離れたことで
脳内麻薬の分泌が落ち着いて
冷静に周りが見られるようになり
元妻と距離が少しずつ近くなってきている。
離婚理由の問題
・不倫以前のように信頼できない
不倫という第三者の絡む裏切り行為が理由で離婚したため
元妻がシタ元夫を心から信頼できない。
・シタ元夫との再婚を周りから反対される
親兄弟、親戚、友達、知り合いなど
離婚した理由を知っている人たちから
当然ながら再婚を反対されます。
「だったらまあ、籍は入れなくてもいいかな?」
「生活自体は籍を入れても、入れなくても、あんまり変わらないし」
ってことで籍は入れないでいるそうです。
このような理由から
付かず離れずの距離感を保った人間関係になっているというわけです。
夫婦別姓が叫ばれる令和の時代、
様々な家庭の形があっていいと思います。
(夫婦別姓については大分前からありましたがね)
不倫以前には戻れない
離婚後であっても
上記のようなお互いに付かず離れずの距離感で
シタ元夫との関係が続くこともありますので
もし離婚を選択したとしても
人間関係そのものが破綻していないのなら
復縁の可能性はあると思います。
しかし
ここで気を付けなくてはならないのは
不倫以前の家庭に戻ろうとしないことです。
シタ元夫の不倫するような性格や
自制が効かず不倫に及んだことは
大問題です。
精神科の先生や
カウンセラーさんと共に
心の問題を解決していかなくてはならないシタ夫もいます。
元妻さんだって
心に大きな傷を負っています。
何年も不倫によるフラッシュバックに苦しんでいる方もいます。
お子さんのいらっしゃる方は
不倫問題のためにお子さんの心に深い傷ができて
悩んでいらっしゃる方も少なくないです。
このような状態で
不倫問題がなかった頃の家庭を目指すのは無理があります。
ですので
「家族全員が自分の心の傷を癒すことを第一に考えて
協力しながら不倫問題を乗り越えていく家庭」
を目指すのが現実的だと思います。
これは
離婚を思いとどまって
再構築を頑張っていらっしゃるご家庭も同じで
先ずは
「家族、個人個人の心の傷を協力し合って癒すこと」
が重要な課題となります。
シタ夫の本音考察 【私の体験談】
かく言う私も再婚を望んでもいないし
夫婦関係の再構築を実行しているわけでもありません。
あくまで人間関係そのものが破綻しないように努めています。
何故なら
シタ元夫に
・夫婦関係の再構築や
・私との再婚の意思が
感じられないからです。
ですので
私は、シタ元夫と話もしますし
家族で外に出かけるなんてこともありますが
基本的には
自分の心を癒し、子供たちの心に寄り添うことに注力する毎日なのです。
(子供たちがどう感じてくれているかはよく分かりませんが…)
どうして再婚の意思がないと判断しているのかと言うと
シタ元夫は私に
「間女と別れた」と自分の口からハッキリと言わないからです。
シタ元夫は
間女と破綻していることは明らかですし
関連記事
家事や子供たちの教育にも積極的です。
しかし
今現在、間女と関係があるのか否かを
ハッキリしてもらわない事には
再構築も何もあったもんじゃありません。
ほぼ、確実と言えども
不倫者本人が
「不倫は終わりました、つきましては再構築したいです」
と、はっきり言わない限りは
私の推測にすぎないからです。
それに
独身に戻った男性が
その後再婚しないことは多々あります。
離婚することで
独身の身軽さが自分には合っていると再確認して
離婚後
誰とも再婚しない男性も一定数います。
だったら
再構築に拘らなくても
子供たちを育てるためのパートナーとして
同じ屋根の下で生活しても良いのでは?
と思うようになり、今に至っています。
・子供たちがいるから
絶対に結婚していなければならないわけではないし
・独身なんだから私だって別の男性と再婚してもいいし
・今後は一人で楽しく生活してもいいし
・シタ元夫と行けるとこまで一緒に生活してもいい。
いろいろな選択肢があるのだと思うことで
肩の荷が下りて
毎日が充実して過ごせています。
再構築の手順
再構築の手順ですが
先ずは、
ご自身の心を癒し元気を取り戻すことに注力して下さい。
お子さんのことで悩んでいらっしゃる
元妻さん、サレ妻さんも多いこととは思います。
お子さんまで手が足りない場合は
御実家のご家族、
お友達、
子どもカウンセラーさん
等、
事情をご存じの方々に協力して頂きながら
先ずはどうぞご自身の心を癒してあげてください。
心がボロボロの状態での再構築は心に負担がかかりすぎてしまいます。
思ったようにいかなくても
モヤモヤとわだかまりを感じても
心が元気なら
焦らずに続けられます。
そして、その上で
【私の体験談】でも少し書きましたが
元妻・サレ妻が再構築を決意するのは
・シタ夫が間女と別れてから
・元妻さんがシタ夫の不倫をしてしまう本性を承知の上で
・シタ夫が不倫を後悔し本気で再構築を望んでいる場合です。
(シタ元夫がハッキリと言葉で言わなくてもサレ妻さん・元妻さんが
シタ元夫の態度で判断できるならそれでもかまわないと思います)
この3つが揃っていないと
再構築はやはり難しいです。
中でも難しいのは
シタ夫と間女が別れたかどうかです。
巷では
別れさせ屋と呼ばれる人たちもいるそうですが
別れ方によっては
不倫者たちの気持ちを余計に燃え上らせたり
別れたはずなのに再燃させてしまうこともあるようなので
あまりお勧めしません。
ですが不倫者には別れやすい時期がありますので
下記の記事を参考になさってください。
再構築の心構え
とにかく
再構築する際に
一番にお伝えしたいのは
愛され妻になる努力はしないで下さい!
です。
間女と言う第三者が関わったせいで
・女性として間女よりも愛されたい
・間女よりも愛されてシタ元夫の心を取り戻したい
と思ってしまう気持ちは本当に良く分かります。
私だってそう思っていましたから。
でも大丈夫!
無理に愛されようとする必要はありません。
シタ夫が
不倫を後悔していたり
再構築しようと望んでいる時点で
サレ妻さんはシタ夫の愛されています。
詳しくは下記の関連記事を参照してください。
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上記を踏まえて
・間女よりも愛されようとか
・若いころのような情熱的な恋愛をもう一度
しようとは思わないで下さい。
心も体も無理がかかるので長くは持ちません。
情熱的なガチ恋愛をすることよりも
長期的な人間関係・夫婦関係を構築することを目指す方が
現実的で成功しやすいです。
関連記事
関係がある程度回復してきたという手ごたえを感じてきてから
愛され妻を目指すのは良いと思います。
二番目の心構えとしては
・無理にシタ元夫を信じようとしない事
・信じなくても再構築はできる
と言うことです。
一旦、無くした信頼関係を取り戻すことがは非常に難しいので
解決策としては
信じなくてもいいという選択肢を取っておくことです。
当たり前ですが
一度、裏切られたのだから信じられないのは当然です。
ですので
シタ夫のほうからサレ妻に対して
信じてもらえるくらいの行動と態度を示してもらうところから
再構築は始まります。
ここで
「俺を信じられないのか?」
「もう不倫は過去のことじゃん」
「一生、疑われるのか?」
等と
言うシタ夫には
「信じられるわけないでしょ?」
「逆の立場だったらあなたは私を信じられるのか?」
「私が不倫して再構築して欲しいと言ったらすぐに信用できるのか?」
「一生、誠意ある行動が続けられないなら再構築なんて無理だ」
ぐらいは言い返してしまっていいと思います。
本当は信じていないのに
無理やりシタ夫を信じるなんてできないと認めて
シタ夫に
「私があなたを信頼できるような行動と態度を一生、示し続けて欲しい」
と、提案してみてください。
何故なら
不倫をしていない夫はみんな
妻を不安にさせない誠意ある行動や態度を
特に苦痛でも
何でもなく
やり続けているからです。
苦痛に思う時点でおかしいんです。
何もやましいことがなければ
ある程度自分の居場所を知らせたり
どこにいるのかLINEで返事する事ぐらいなんでもないはずです。
苦痛におもう時点で
隙あらば不倫しようと考えているようにサレ妻には見える
ということが分かってない。
とはいえ
あまり締め上げすぎると自発的にやらなくなるので注意が必要です。
自発的に歯磨きと同じくらいに自然にできるようになれば御の字です。
初めは義務感でやっていたことも
・妻への愛情があるなら
・これで妻に信頼してもらえるなら
・これで妻が元気になるのなら続けてみよう
と思えるシタ元夫なら再構築はできると思います。
誠意ある行動をする一生、続ける事。
その覚悟なしには
再構築はあり得ません。
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まとめ
不倫後の再構築
・再婚しないだけで復縁している夫婦もいる
・不倫以前の夫婦関係には戻れない
・再構築するにあたってまずは心の回復させること
・元妻が再構築を決意するのは
・シタ夫が間女と別れてから
・元妻さんがシタ夫の不倫をしてしまう本性を承知の上で
・シタ夫が不倫を後悔し本気で再構築を望んでいる場合です。
・再構築の心構え
・愛され妻になろうとしない
・無理にシタ夫を信じなくていい
再構築=再婚ではなくても家族でいることはできます。
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