不倫に本気になっているのと
恋愛に本気になっているのは
本質的に違うのです。
私たちサレ妻が最も思い悩むのは
「シタ夫は本気で間女に心変わりしてしまったのか?」
ということだと思います。
通常恋愛しか経験してこなかった私達サレ妻は
「シタ夫の不倫を問いつめたら離婚したいと言われた」
「間女の素性を聞いた途端に逆切れして冷静に話し合いができない」
「離婚したくないと言ったら家を出て、間女の家に入り浸って帰らない」
等の
シタ夫の反応に直面して
「私の何がいけなかったのだろう?」
「間女はそんなに魅力的な女なのね」
「夫の気持ちが帰ってくることはないのでは?」
と
シタ夫は本気で間女を愛しているのだと思い込んでしまいます。
が、違います!
このブログでは何度も解説しておりますが
シタ夫と間女は
不倫に本気になっているのであって
心から信頼し合える恋愛に本気なのではありません。
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恋愛に本気の既婚者の態度
既婚者が本気の恋愛をした場合の態度を時系列で解説します。
下記の手順を踏まない場合はどれほど美しい言葉を並べたてても
ただの不貞です。
①好きになった女性との付き合いが始まる前に、
妻に「好きな人ができた」と正直に話し
これからの夫婦関係について離婚を視野に入れて誠実に話し合う。
その際は自分の両親、義両親に心からの謝罪をする。
②妻子の生活に支障がないように手続きを踏んで離婚。
③会社、友人関係にも離婚したことを公表する。
④離婚後も養育費など金銭面だけでなく、子供の育児などについても
妻子の生活を誠心誠意、支え続ける。
⑤ここまでやって、新しい生活の基盤を作った後に
初めて
相手の女性に交際を申し込む。
といった流れです。
これが、本気の恋愛をしている既婚者の態度です。
実例で解説します。
【恋愛に本気の既婚者の態度・実例】
これは
交際を申し込まれた女性側からのご相談で
彼女曰く
「会社の先輩の既婚男性に、
『妻を説得して離婚するからそれまで誰とも付き合わないで欲しい。
今日から一か月だけ時間をくれないだろうか?』
と言われ悩んでいる。
これは本気なのでしょうか?」
というものだったのですが、
これは
その会社の既婚男性は本気でした。
彼女の話では、会社の飲み会に参加することはあっても
まだ二人きりで食事にも行っていない。
つまり、付き合ってすらもいないのです。
もちろん、
体の関係などありません。
そのような状況で
付き合う前に
相手女性が何と返事をするのか分からなくても
「妻を説得するから待っていて欲しい」
という場合は
本気だと思われます。
決定的だったのは
その既婚男性が自ら期限を設けたことです。
一か月という
離婚から交際へと、
おそらく
その男性にとっては
最速の期限を申し出たことが
誠実だと判断しました。
何故なら
この既婚男性は
・相手女性に交際を断られ自分が傷つく覚悟がある
・もし相手女性に交際の了承を得た場合
相手の女性の人生の時間(妊娠、出産の希望)を考慮して
一か月という期限を自ら設けている
・妻がどうしても離婚に応じられないという可能性もある
・妻が離婚に応じてくれた際、妻が再婚する可能性
等々、
妻や、相手女性の人生を真剣に考えた結果
一か月という期限を設け、
相手女性と付き合う前に
自分の状況と気持ちを告白したのです。
不倫に走る男性の多くはこの期限を自ら設けることができません。
間女にせっつかれても
いついつ、までには妻と別れて間女と再婚しようなどとは考えられないのです。
特に
長引いてる不倫関係だと
不倫がバレたりしてから
妻とは離婚!という運びになって
やっと間女と今後どうするか?
ということに向き合わされる
形になります。
自分から期限を決めて行動に移すことなどほとんどありません。
上記の男性は
我が儘だとは思いますが
できる限り誠実であろうとする態度が窺えます。
それに
一か月なら
待てますよね。
世の中にはこういう人が本当にいるんですよ。
関連記事
不倫に本気の既婚男性の態度
こちらは似て非なるもの。
不倫に本気になっている既婚男性の態度を解説します。
シタ夫の大半はこちらです。
【不倫に本気の既婚者の態度・実例】
上記に似ているのですが誠実さを欠いていると判断しています。
これはサレ妻さんからのご相談です。
件のサレ妻さんが言うには
「ある日、突然、夫から
『好きな人ができたから離婚して欲しい。慰謝料も養育費も財産分与も
法に則てきちんと済ませる。生活に困るようなことはしないから
金銭面ではきちんと責任を取るから離婚して欲しい』
と言われました。
感情的になっていろいろ問いつめましたが、
『相手女性と食事に行ったり、二人で遊びに行ったりしたことはあるが、
体の関係はない』と言っています。
もう離婚しかないとあきらめて
一か月悩んだ末
離婚を受け入れました。
不倫した側の夫から離婚を口にするということは
間女に心までも本気なのでしょうか?
心までも本気だと思うと私の今までの妻として母親としての努力が
虚しく思えてとても辛いです」
といった内容でした。
妻帯者が妻以外の女性と
食事に行ったり遊びに行ったりしている時点で浮気です。
このシタ夫の言うことは信憑性が薄い。
体の関係はないと言っているのはシタ夫本人ですし
世のシタ夫の言う「体の関係はない」は
嘘です。
不倫の定義は
婚姻関係にある人物以外との肉体関係を持つことです。
「体の関係じゃないと言えば不倫じゃない。」
「不倫じゃなければそんなに責められないのでは?」
「割とあっさり離婚を了承してくれるかも?」
「不倫よりも浮気のほうが罪が軽いんじゃないの?」
等々
自分のことしか考えていない
自分に都合のいいようにしか考えられない
不倫者の頭の中などこんなもんです。
付き合ってから(浮気してから)妻に告白している時点で
不誠実で、
妻と間女の時間をドブに捨てさせ
間女と共に
今までとは違う人生を歩んでみたい
という
軽はずみな好奇心を
向上心と勘違いしているだけです。
その行動のどこにも心からの愛情なんてありません。
自分は一切傷つかないで周りを犠牲にして
すべては自分の欲を満たすため。
シタ夫は不倫という不貞行為に本気になっている自分に気が付いていません。
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不倫に本気なことと恋愛に本気なことは違う
上記のいずれも
夫のほうから妻に離婚を突きつけていますが
その内容は全く違います。
既婚男性が
相手の女性に本気の時は
相手の女性と付き合いが始まる前に
妻に「好きな女性がいる」ことを告げ
妻の人生にも
相手女性の人生にも
誠意のある対応をします。
相手の女性と不倫関係になるという
妻を傷つけ
相手女性を間女というリスクの高い立場に
立たせるような行動はしません。
一方
既婚男性が
「好きな女性がいる」と妻に告白したとしても
浮気関係
不倫関係に
なってしまってからでは
(シタ夫になってしまってからでは)
シタ夫がどれほど
「間女に本気なんだ」
「間女のような女は他にいない」
「離婚して間女と結婚したい」
とほざいたとしても
それは
間女に本気なのではなく
間女の持つメリットを得たいがため
不倫によるメリットを得たいがために
不倫という不貞行為に本気になっているだけです。
同じメリットくれる女性なら
今、不倫関係にある間女じゃなくても
他の女性でも構わないのです。
間女に対して本気の愛情など持っていないことをシタ夫自身は気が付いていません。
上記してきたように、
大半のシタ夫は不倫に本気なのであって、
間女に本気なのではありません。
問題は
そのような不倫に本気になっているシタ夫と
再構築をするべきかどうかを真剣に考えなくてはならないということです。
まとめ
本気の不倫は本気の恋愛ではない
・既婚男性が本気の恋愛をした場合、相手の女性と付き合う前に妻にその旨を伝えて
離婚条件や離婚後の生活について誠実に話し合い、独身になってから
相手の女性に交際を申し込む。
・既婚男性が本気の不倫をした場合も、自分から妻に離婚をしたい旨を伝えてくるので
間女に本気の愛情があるかのように見えるが、そうではない。
実際は「周りを傷つけてでも自分の欲望を満たしたい」という自己中心的な考えからくる
行動なので間女に対して本気の愛情は無い。不倫という不貞行為に本気なだけ。
本人がそれを自覚していない。
自分から離婚と言い出したのに間女と上手くいかなくなった途端、復縁を迫るシタ夫もいますよ。
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