すれ違うシタ夫と間女の実情

外側から見ると順調な不倫関係も
その実情はシタ夫と間女の腹の探り合いだったりします。

不倫なんぞ経験したことのないサレ妻さんは
不倫の実態を知りません。

ですので、
不倫者たちは
毎日さぞ楽しい思いをしているのだろうと
想像してしまいます。

しかし実際は不倫関係だけに
・いつまでこの関係が続くのだろう
・略奪婚できるだろうか
・本当は遊び相手なだけなんだけど
・相手が本気になってるようで面倒になってきた
等々、

不倫者たちはお互いの腹を探り合って
通常恋愛よりはるかに不安定な状況の中にいるのです。

ですので
不倫中のシタ夫が機嫌が良かったり悪かったりしても
それはサレ妻のせいではありません。

不倫中のシタ夫の顔色など窺う必要はない!

と言われる所以を解説します。

シタ夫の顔色なんぞより、
サレ妻さんご自身の肉体的、精神的安定に注力したほうが
この先の不倫問題を解決する上で
よっぽど有益なことだと思います。

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落ち着かない不倫者の心中

結論からお話しますと

シタ夫は

間女との不倫関係が上手くいっているかいないかで
サレ妻に対する態度が変わるので

シタ夫の顔色を窺う必要はないということです。

何故なら

何時、壊れるか分からない不倫関係を維持するために
シタ夫は間女にある程度は気を使って接しています。
これは
大切にしているのではなく
無料で性行為できる相手をキープしておきたいからです。

一方、
サレ妻に対しては

離婚することはないだろうと高を括って

甘えているので

喜怒哀楽(八つ当たり)が
ストレートに態度に出てしまうのです。

会社の同僚に甘えられないけど
家族には甘えられるのと同じです。

昨日まではサレ妻に
ゴミを見るような視線を投げかけ
・「そろそろ別居したい」
・「お前の○○が気に入らない」
・「結婚さえしていなければなあ」
等と
ほざいていたにもかかわらず

今日、家に帰ってくるなり
落ち着かない様子で
・「将来のために引っ越そう」
・「子供の面倒を見てくれてありがとう」
・「結婚してくれたことに感謝している」
等と
しゃあしゃあと言い出すシタ夫。

もう本当、
記憶力どうなってるんですか?
って思ってしまいますよね。

これが不倫ではよくある事で
上記ほど極端ではなかったにしても

明らかに
サレ妻に辛く当たる時と
サレ妻を気遣うようなことを言う時があるのです。

要するに

間女との仲が上手くいっている時は
サレ妻の存在が邪魔になるので
サレ妻に辛く当たり

間女との仲が良くない時は
・略奪婚なんてそもそも面倒
・間女と再婚しても現状を上回るほどの家庭を築くなんて無理
・実際は間女とは体だけのお付き合い
等、
不倫の現実と向き合い弱気になり

サレ妻のもとに帰りたい心理が働いて

サレ妻の顔色を窺っているのです。

プライドの高いシタ夫は
間女と上手く行かくなっても平静を装ったりするので
分かりづらいこともありますが

何もかもを失うことだけは避けたいために

間女と上手くいかなくなると
サレ妻の顔色を窺うのです。

脳内麻薬の支配

恋愛は

通常恋愛であっても
絶対に成就するとは限らないし
絶対に幸せになれるとは限らないから
ある程度の緊張感があります。

それなのに
さらに
倫理に悖る不倫恋愛の場合

最初のうちは
・新しく知り合った間女の体に性欲が支配されている
・高齢男性であれば男性機能の復活で得られる万能感
・不倫関係という背徳感
・間女と再婚して別の人生を歩むという夢物語
等のために

余計に緊張し
異常に興奮するので

不倫に無我夢中になります。


しかし
これは、上記したように最初のうちだけです。

何故なら

個人差こそあれ

人間は

そのような異常な
興奮状態
緊張状態を
長期にわたり維持し続けることができない
からです。

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通常恋愛でも不倫恋愛でも
恋愛ホルモン、脳内麻薬と言われる

・ドーパミン
・テストステロン
・フェニルエチルアミン
等が
分泌されますが

不倫という異常な状況の場合
これらの脳内麻薬が
通常恋愛の時よりも過剰に分泌されるそうです。

過剰に分泌し続けているということは
体に負担がかかり続けているということです。

その体に負担がかかった状態を
いつまでも維持し続けることはできないのです。

必ず限界が来ます。

その限界が来るまでに

通常恋愛であれば
恋愛初期のドキドキした感覚が収まり
・一緒にいて落ち着く
・安心感が得られる
・穏やかな心地良さがある
・信頼できる

等の心境の変化があって
関係が続いていくのだと思われます。

一方、
不倫関係の場合

・そもそも不倫することに同意してしまう倫理観
・心から信頼できない
・何時、裏切るか分からない
・裏ぎられる前にいっそ別れた方がいいのでは?
等々、

ドキドキ興奮するばかりで落ち着かない。
楽しいけど安らげない。

悪いことをしている者同士の協力関係は維持できるものの
信頼関係は築くことができません。

ですので
脳内麻薬が切れた時
真っ当な信頼関係を築くことができなかった不倫関係は
破綻し始めるのです。

*長期間(3年以上)にわたる不倫についてはまた別の記事で解説します。

性欲の支配


通常恋愛でも

恋愛中の男女で性欲の熱量の違いがあるため

恋愛関係を続けるのはそう簡単ではありません。

不倫恋愛はなおさらで
不倫という異常事態のために
性欲の熱量の上がり下がりの振り幅が通常恋愛よりも大きいので
不倫状態の維持は難しく
性欲を満たすために
普段では考えられないような異常な行動をとることもあります。


何故、
男女で性欲に関しての熱量が違うのか?
について簡単に解説します。

結論からお話しますと
男性と女性で、
体の機能に違いがあるからです。


男性の場合

男性にとっては性行為をすることで
子孫繁栄のミッションクリア!となるため
少しでも性行為ができそうな相手を見つけると
何が何でも性行為に持ち込みたいと思うため必死になります。

体の関係を持つ以前の言葉やアプローチは嘘かというと
全くの嘘でもないのですが
興奮状態のため
普段よりも言葉も行動も積極的です。

そして
性行為に至れば
手に入れた
自分のものだ
と思い込み
所有しているような感覚を得るので

興奮状態は一旦は落ち着きます。

それでも
男性は恋愛初期に上記の恋愛ホルモンが多く分泌されるので
女性に性行為ををガンガン求めます。

しかし
いつまでも恋愛当初の勢いで恋愛ホルモンは分泌されません。

回数を重ねることで新鮮さがなくなってくることもあって
同じ女性と性行為をすればするほど飽きてきます。
ガンガン求めれば求めた分だけ飽きるのも早いのです。

その上、男性は
自分で子供を産むわけではないので
できる限り自分の遺伝子をばらまいて残そうという本能があり、

関係が落ち着てくると

もうその相手女性は
子孫を残すためにキープできたから
放っておいても大丈夫。

と、安心して別の女性に気がそれたりします。

ですので
同じ相手との性行為に飽きてくる時期は
女性よりも男性のほうが概ね早く
他の女性が気になりだしたりするのです。

性行為は恋愛を続けるうえで非常に大事な要素です。

結婚までに至るカップルは
信頼関係と愛情を育んで
こういった飽きが来る時期を
お互いの工夫で乗り越えるのだと思います。



女性の場合

性行為のあった男性を好きになる傾向があります。

「初めて性行為した後、
その男性をとてもカッコイイと感じてしまう」
っていうアレです。
しかも
性行為の回数が重なれば重なるほど相手を好きになります。

これは
女性特有のもので
自分が妊娠するかもしれないほどの行為を許した男性は

たとえクズ男だったとしても

素晴らしい男性なのだと
この男性と性行為に及んだのとは間違いないのだと

脳が錯覚を起こし性行為に至ったことを納得させようとする作用があるのです。

たいしてかっこよくもない男性を
性行為の後で見ると
何故だか
カッコよく感じるのはこのためです。

理由は諸説ありますが
「自分は素晴らしい遺伝子を体内に取り入れたのだ」
と、
性行為をした相手に納得していないと
妊娠したことに対して凄まじいストレスがかかるので
そのストレスを軽減するためと言われています。

この厄介な女性の脳の作用のおかげで
結構なクズ男といつまでも付き合っている女性もいます。

女性は体の関係を持つと
男性よりも感情移入してして繋がってる傾向が強いです。

ですので
恋愛ホルモンが切れたことで
目が覚めてやっと縁が切れるなんてこともあります。

女性も
男性と同様に
同じ相手との性行為に飽きはくるのですが
上記の脳の作用によって
飽きがくるのが概ね男性よりも遅くなります。

もちろん女性も
真っ当な信頼関係と愛情で
「飽き」を乗り越えることができます。

すれ違う不倫心理

上記してきたことを踏まえて解説しますと

不倫関係が深まっていくにつれて

シタ夫側の性欲が冷めていき間女に対して飽きてきます。
(執着する場合もありますがまた別の記事で解説します)

不倫関係は体の関係を求める傾向が強いため
シタ夫によっては早い段階で飽きが来ることもあります。

そもそも
本気で間女を守ろうなんて思っていないし
そこまで気持ちが到達しないので

間女に対する扱いがだんだんと雑になるため
自分が飽きられてきたことに間女は気づきます。


そうなってくると間女のほうは
捨てられるのではないかという不安と
妻に対する嫉妬で
言動が今までと変わってきます。

・「本当は奥さんと別れる気はないんだ」
・「最近早く帰っちゃうけどなんで?」
・「奥さんとは終わってるって言ってたよね?」
・「いつ離婚するの?」
等、
問い詰めるようなことを言い始めたり

メンヘラのフリをして急に泣き出して
シタ夫を気持ちを試したり

「私、捨てたら死ぬからいいもん」
等と言って
シタ夫を脅しにかかったりします。

私たちサレ妻からしたら
別れりゃいいじゃん
と思うのですが

無料で性行為ができる
都合のいい間女を失いたくないシタ夫は

どうにかして間女をなだめなくてはと

・間女のご機嫌を取ったり
・出来もしない将来の約束

をしたりして

さらに八方塞がりの状況になり
不倫関係の将来に不安を持つので

機嫌が悪い。

何事もなく楽しく不倫できた日は
不倫も家庭もうまくやっているという万能感に支配され
強気なので

機嫌が良い。

ということなのです。

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ちなみに

不倫初期だったら機嫌が悪いことは少ないと思います。

シタ夫もまだ間女を
それほど粗末に扱っていないでしょうし
(不倫してる時点で粗末な扱いですが)

不倫に使った時間が短いので
間女もまだそれほど将来について問い詰めたりせず

不倫行為に酔っているので
お互い
サレ妻にバレないようにする方に注力しているからです。


上記してきたように

シタ夫が間女と関係が続いている間は

シタ夫は間女から心理的にコントロールされています。

ここで注意して頂きたいのは
サレ妻さんには
シタ夫が間女のご機嫌を取るためについた
・嘘や
・実現できもしない将来の約束
について
本気にしないで頂きたいということです。

サレ妻さんとサレ妻さんのお母さま、シタ夫と間女の四人で
直接会って話し合いをしたというサレ妻さんから聞いた話ですが

間女は
「シタ夫さんはサレ妻さんを女として見られなくなったって言ってました」
とか
「シタ夫さんはサレ妻さんとは離婚して私と結婚してくれると言いました」
とか
言い出したので
それをシタ夫にその場で確認してみたところ
・「考えてはいるんだけど、今じゃない」
・「その方がいいかと思って」
・「言ったは言ったけどさ・・・」
という
明らかにその場限りの
いい加減な返答が返ってきて

ショックではあったけど
間女に本気ではなかったのだろうと見当がついて
(本気だったらとっくに離婚してます)

今まで不倫されたことが辛くて弱気だったけど
かえって強気に間女に接することができた。

とおっしゃっていました。

結局こちらのサレ妻さんは
シタ夫と再構築する道を選んでいらっしゃいます。


というわけで、

シタ夫が間女と不倫関係が続いている限りは
サレ妻さんの態度や状況とは関係なく
シタ夫の機嫌の良いときと悪いときがあります。

ですので
不倫中の
シタ夫の顔色を窺うのは
労力の無駄です。

サレ妻さんは
不倫の証拠を集めて
不倫問題解決の話し合いを有利に進められるように
準備を進めるとともに

ご自身の人生を充実させるために時間を使って下さい。

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まとめ

すれ違うシタ夫と間女の実情

・不倫中のシタ夫は甘えられる妻のほうに八つ当たりをすることがある

・男性のほうが同じ相手との性行為に飽きるのが早い傾向がある

・シタ夫が自分に飽きているのを察知した間女は
 精神的にシタ夫をコントロールしようとする

・シタ夫が間女のご機嫌を取るためについた嘘を真に受けない事

不倫関係は表面上だけあわせている薄っぺらい関係です。

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