不倫相手は人生を破壊したという意味で運命の人になることはあります。
しかし、幸せになるための運命の人はほぼいません。
不倫相手を運命の人と表現する不倫者がいます。
ネットでも
運命の人は不倫相手として現れる
みたいな
不倫者にとって都合のいい記事を目にすることがあります。
じゃあなんで
略奪婚後に一年も持たない略奪カップルがいるんでしょうね?
不倫者の共感
結論からお話しますと
不倫相手に運命の人はいません。
不貞行為という強い刺激のせいで
思い込みが激しくなってしまっているだけです。
不倫中の私のシタ元夫が
「彼女(間女)と俺とは似たところがある」
と言ったことがあります。
話の流れから
その似たところというのは
今の生活をもっと良くしたいという欲求
でした。
シタ元夫も間女も
今の生活に不満があり
もっといい暮らしがしたい。
その為には
どうすればいいのかを話しているうちに
意気投合して
不倫関係に発展してしまったようです。
一見、
向上心
があるようにも見えます。
しかし
実際は
既に持っているものに対して
感謝せず
不満ばかりを言い合って
現実逃避しているのが楽しかっただけ
なのではないでしょうか?
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シタ夫とサレ妻の思い込みのズレ
私も含め
世のサレ妻さんは不倫が発覚すると
・「自分にはない魅力を間女が持っているからシタ夫は不倫したんだ」
・「間女のほうが女として魅力的なんだ」
・「シタ夫にとって間女のほうが価値があるんだ」
等と
思ってしまいますよね。
間女に夢中になって
・間女を『運命の人』だと言ってみたり
・お前とは『離婚する』と言ってみたり
・間女の家に半同棲のような状態で入り浸ってみたり
それほどまでに
間女に価値を感じているのかと思いますよね。
しかし
実は違います。
不倫が終了した時に
私たちサレ妻よりも
不倫者たち自身が一番実感することだと思いますが
不倫恋愛で
相手に対して感じる価値や魅力は
実際の何倍にも膨れ上がって見える
まがい物です。
通常恋愛にしても不倫恋愛にしても
恋愛中は
男女ともに
脳内に
フェニルエチルアミン
という
異性に好意を持ったり、
性的興奮や高揚感を
誘発する恋愛ホルモンが
脳下垂体から分泌されます。
この恋愛ホルモンは
半年~3年、どんなに長くても4年
分泌されます。
通常の恋愛でも分泌されますが
不倫の場合
これが過剰に分泌される傾向があります。
何故なら
不倫恋愛は
通常恋愛と違って
相手に対する
執着や依存がとても強く
不貞行為という
普段の生活にはない
かなり強い刺激が加わるからです。
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フェニルエチルアミンの過剰分泌のせいで
冷静さを失い
・周りも
・間女も
・自分自身も
見えなくなってしまいます。
はた目から見ると冷静に見えても
精神的に
興奮状態で
間女と会っているので
「この人は運命の人に違いない」
という
思い込みが、
通常恋愛の時よりも激しくなります。
特に
自分の価値観や考え方、物事の捉え方に
たった一つでも合致するものがあった場合
それだけで
「運命の人」
になります。
通常恋愛でも
最初のころは
いい部分ばかり見ようとしてしまいますが
時間が経つにつれ
相手を冷静に見ることができるようになってきます。
そして徐々に
自分にとって好ましくない部分も
受け入れていけるようになります。
・良い部分
・好きな部分
・そうでない部分
・すべてをひっくるめて
「大切な人」と思いますし
人生を共にすると決めたのであれば
「運命の人」になるのだと思います。
ところが
これが
不倫恋愛になると
上記のような興奮状態になるため
・相手の一部分だけを見て
・良いと思った部分は何倍にもよく見え
・他にどんな酷いところがあったとしても
それは一切見ようとせず
・自分に合致したところが
一つでもあれば
「運命の人」
になってしまうのです。
不倫恋愛の
「たった一つの合致した部分」
に対抗して
シタ夫とサレ妻さんの合致した部分を探し出して
シタ夫に示しても
興奮状態にあるため
期待したほどの効果(別れさせるなど)
は得られないと思います。
それに
不倫者たちがお互いに
「合致していると思っている部分」も
本人たちが思い込んでいるだけで
真実ではない可能性が高いです。
ですので
妻よりも不倫相手のほうが
魅力的だから不倫したのではありません。
これは
事実です。
しかし
サレ妻さんは
不倫されて心が傷ついている状態なので
「これ以上傷つきたくない」と
心に防御壁を築いて
なかなか
楽観的に
この事実を今は信じることができないと思います。
しかし!
彼らが破綻した時に判ります。
お楽しみに!
シタ夫の本音考察 【私の体験談】
2020年2月某日
シタ元夫に不倫を問い詰めた時のことです。
(私のシタ元夫の間女はニューヨークで単身赴任しているバリキャリです)
シタ元夫
「彼女は仕事がとてもできる。あれほど優秀な人は見たことがない。
なのにあんな待遇で会社に雇われているなんて気の毒だ。
俺が支援してもっといい環境を提供したい」
私
「それは彼女の夫がやるべきことで
あなたがやらなければならない事じゃないでしょ?」
シタ元夫
「彼女は夫といろいろあったんだって。もう離婚したいことを
メールで伝えたと言っていたよ」
私
「ニューヨークはそもそも物価も家賃も高いし
生活格差が激しいから余計に今の自分の単身赴任の生活が
辛く感じているだけじゃないの?」
シタ元夫
「彼女は中国に人脈を持っていて中国で一番レベルの高い大学の数学の教授
と知り合いらしい。彼女自身もとても優秀で、かなり難しい数学の問題を
さっさと解いちゃうんだ。俺、あれは分からなかったなあ」
私
「じゃあ、どうしてそんなに優秀なのに
あなたと同じ会社に就職してるのかしらね?
もっといい会社に就職できるんじゃないの?
あなたがそこまで言うほどの実力があるのなら?」
シタ元夫
「・・・・・・・・だから、
彼女は周りにちゃんと評価されてないだけなんだよ・・・・」
シタ夫の本音考察
もうほとんど考察はいらないと思いますが
上記したくらいに
シタ元夫は
・周りも
・間女も
・自分自身の判断も
正しく見えていません。
私は
シタ元夫をディスってるわけではありません。
客観的に見て
シタ元夫も
十分、優秀な人材だと思います。
間女も
会社にきちんと評価されたうえで
雇用されているはずです。
なのに
シタ元夫は
会社の彼女に対する評価は
過小評価で待遇に問題があるから
自分が金銭的に支援したいと言っているのです。
冷静に考えて
必要ないって分かると思いますけどね。
不倫を強引に正当化しているだけです。
自分をごまかしてまで
間女から得たいものがあるのです。
私は
上記の状況を踏まえて
シタ夫は
不倫を正当化するために
間女を
過大評価しすぎていると
判断したのです。
まとめ
・不倫者が言う「運命の人」はフェニルエチルアミンの過剰分泌による不倫者の勘違い。
不倫が終わると、なんで彼女と付き合っていたのか分からないというシタ夫もいます。
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