妻の愛情、間女の執着

不倫されたからといって
いきなり離婚を決断するのは難しいことのほうが多いと思います。

夫の不倫が発覚した当時、
あまりの辛さと不安から
両親に電話をしました。

その時に
「もうシタ夫君には執着しないで早く離婚したほうがいいよ」
と言われました。

「執着?」

不倫という最悪のモラハラ行為をやったシタ夫には
「しかるべき罰を!」と願う周りには

シタ夫に
愛情があるから

シタ夫が
まだ好きだから

「離婚できない」というサレ妻の想いは

理解されないことがあります。

不倫されたから
いきなりシタ夫の全てを嫌いになって
すぐに離婚を決断できるサレ妻さんは
そう多くないと思います。

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当事者と周りの人間の思いのズレ

不倫が発覚するまでは
「愛情」と言われていた感情が

不倫が発覚して
妻がすぐに離婚を決断できないでいると

途端に
「夫に執着している」

と周りに言われ

「シタ夫なんてさっさと捨てて離婚しろ!」
「サレ妻のシタ夫のへの想いは愛情ではなく執着だ!」
「執着は手放したほうが早く楽になれるわよ!」
「一度不倫した人はまた不倫するよ!」
等、

まるで
再構築を考えるのが間違いであるかのように
離婚するように促されて
苦しまれている方
もいらっしゃるのではないでしょうか?

こういったサレ妻が受ける二次被害って結構あるんです。

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しかし

・心の整理がつかないまま
・納得がいかないまま

離婚を選択することはできないと思います。

不倫発覚直後は

・自分の勘違いであってほしい

・夫の口から
「不倫なんかしていない」
と言ってもらいたかったのに

決定的な証拠を押さえたり

シタ夫を問い詰めて
シタ夫の口から直接、
不倫の事実を確認して

不倫が確定してしまった時、

サレ妻さんは
不安と絶望のどん底にいるのに

今までの結婚生活を
・妻として
・母親として
・女性として

全力で努力してきたのに

夫に不倫され裏切られ
悲しみで気が狂いそうなのに

離婚する意思を見せないと
周りから
「愛情」を「執着」と言われ

裏切られたのだから

今まで積み重ねてきた夫婦の
・時間も
・思い出も
・信頼も
・愛情も
捨てなさいと

再構築の道などないかのような周りの意見に

精神的に追いつめられてしまっている

サレ妻さんもいらっしゃると思います。

大丈夫です。

大事な決断を
心の余裕がないときにしなくてもいいと思います。

周りはいろいろ言うと思いますが
再構築の道はあります。

サレ妻さんの気持ち次第ですし
時間もかかりますが

実際に再構築されていらっしゃるご夫婦も
もちろん存在します。

間女の執着

私が経験上
「それは使う相手が違う!」と思ったのは

「執着」という言葉です。

これは

シタ夫に愛情を持っているサレ妻に対して
使う言葉ではないと思います。


人を傷つけていると分かっていても
不倫という心の殺人を止めない
不倫者どもに使うべき言葉です。



不倫発覚直後などは
人生で
これ以上動揺することはないのではないか
というほど
サレ妻さんは動揺しいています。

そのような状態のときに
離婚を選ばないからと言って

「執着」という言葉を使って

離婚を促す人の話を
鵜呑みにするのは危険です。

シタ夫との夫婦関係にはまだ

選択の余地も
改善の余地も

あるかもしれないのに

第三者の使う
「執着」という
マイナスのイメージのある言葉に

ご自身の気持ちを惑わされないで下さい。

何故なら
不倫関係に依存し
手放したくないと執着しているのは

シタ夫と間女だからです。


そもそも別れるべきはシタ夫と間女なのです。

そもそも
間女はシタ夫を愛しているのではありません。
執着を愛情と勘違いしているにすぎません。

間女の実態など、

・シタ夫から得られるメリットを手放せない

・自分のために○○して欲しいとシタ夫に要求することで
 サレ妻よりも大事にされているという優越感が欲しい

・シタ夫の人生がどうなろうと関係ない

・自分に都合がいいあいだは別れないのに
 他に好きな人ができて都合が悪くなったら
 シタ夫をすぐ捨てる

・バレて別れるとサレ妻に負けた気がするから別れない
 等、

せいぜい、こんなものです。

上記のどこに愛情があるのか分かりません。

結局、
自分のためにシタ夫に対する執着が捨てられないだけ。


こんなのだから
不倫するような既婚男性にしか相手にされないのです。

妻の愛情

不倫されて
離婚した
元サレ妻さんの中にも
「あんな男にいつまでも執着しなくて良かったわ」
とおっしゃる方もいます。

そのように言えるようになるのは

・シタ夫がモラハラ男やDV男で離婚によって解放された
・離婚したことがきっかけでサレ妻さんの人生が好転した
・サレ妻さんが新しいパートナーと再出発
等の

不倫がきっかけで離婚して
その後で幸せを掴み

不倫されたことや
離婚したことについて

振り返る心の余裕が出てきた場合などです。



通常恋愛からご結婚され
夫に対する愛情と信頼をお持ちの

サレ妻さんは

・夫の幸せのために私は○○してあげたい

・自分のメリット、デメリットよりも自分と夫は幸せになれるか?
 で、行動を決める

・自分と夫の幸せのために場合によっては離婚することも頭にある
 
・不倫は良くないと教えるのも愛情

等、
その先に自分と夫の幸せがあるかどうかで
行動を決めることができます。

夫に依存し執着しているから別れないのではなく、

夫に愛情と信頼があるからこそ

自分と夫の幸せのために

選択に時間がかかっているだけだと思います。


恋愛感情と愛情は
相手に好意を持つという点では似ていますが

恋というのは自由
愛というのは責任

恋はドキドキ
愛は安定

恋は今を楽しむ 
恋は一瞬
愛は将来を見る 
愛は永遠

恋は制限
愛は無制限

恋は下心
愛は真心

恋は貰う
愛は与える

恋は惚れる
愛は受け入れる

等、
違いがあります。

サレ妻さんの愛情ある判断で
周りの言葉は気にせずに
ご判断下さい。

まとめ

・サレ妻とその周りにいる人たちとは考え方にズレがある

・シタ夫と間女は不倫関係に執着しているだけ

・サレ妻さんは周りの意見よりも自分の気持ちを優先して判断していい



愛情と執着の違いは、自分と相手の幸せを想っているかどうかです。

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