不倫者にどれだけ「その想いは勘違いですよ」と説いたところで
絶対聞き入れないのには理由があるんです。
不倫に陥っているシタ夫、シタ妻に
どれほど
「その気持ちは錯覚ですよ」と伝えても
「不倫て周りに理解されないから‥‥」
とか
「不倫だから本気じゃないと思ってるんでしょ?」
とか
「一時の感情だと思ってるんでしょ、どうせ」
とか
さも自分たちの愛は永遠だ!っぽく
反撃をかましてくる不倫者たちが
時を置かずして
破綻する様を
よく見たり聞いたりします。
近年、蛙化などと言われている
心変わりしたかのような現象も
そもそも
‟その相手のことが好きになったのだ“という勘違いが
原因であることが少なくありません。
まあ、いいですよ。それでも。
不倫じゃなければね……。
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勘違いの始まり
結論からお話しますと
大半の不倫は
その相手を好きになったのだという勘違いから始まっているので
成就が難しく
仮に略奪婚という形を迎えたとしても
最終的には破綻します。
って書くと、
「はあ?略奪婚して10年経ってる人知ってるよ」
とか
「略奪婚して幸せそうな人を見ると腹立たしいからそんなこと言ってるんでしょ?」
とか
言われそうですが、
今現在、幸せそうに見えても
時間と共に
人間の思考は変わります。
取り巻く環境も変わります。
そういった変化の時に
真実、相手を思う気持ちがなければ
繋がっていられないのが夫婦の絆です。
略奪婚後、
10年上手くやってこられたとしても
11年目に何かがきっかけで破綻するかもしれません。
せっかく元妻と離婚までしたのに
現妻(元間女)の托卵が判明してバツ2になるかもしれません。
不倫者の大半は
二人の関係や子供、仕事などに問題が起きた時に
・心に問題を抱えている事と
・相手に対して本物の愛情がないことに気が付いていない事
が原因で
問題を乗り越えることができずに最終的に破綻します。
不倫者の心の問題については不倫者により様々ありますが
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不倫という勘違いが始まる過程は男女ともに大体、同じです。
自分の性の承認欲求
不倫の大半は
異性として
認めてもらいたいという欲求を
満たしてくれた相手に
執着しているのを恋愛感情だと勘違い
している状態なんです。
この勘違いが
不倫を拗らせ
長引かせてしまう原因なのです。
自分の
男性としての
女性としての
素晴らしさを気づかせてくれ、
且つ
認めてくれた相手に対して
もっと
自分の性の部分を刺激して褒めて欲しい。
もっと
認めて欲しい。
この人(シタ夫または間女)なら
自分の性(男性または女性)の部分を承認してくれる。
だから離したくない!
逃したくない!
これが
不倫者同士の執着です。
愛情などではありません。
アルコール中毒や
麻薬中毒
と同じで
得られる快感が強く
既婚者の場合
自分の性を承認されること自体が久々なので
止められなくなるのです。
ではどういった時に
承認されたと感じるのか?
それを解説します。
①異性にほめられた時
簡単に言うとチヤホヤされた時ですね。
異性に特別扱いされたと認識した時に起こることで、
一番多い性の承認です。
・優しくされた
・認められた
・ほめられた
等
たとえ、
相手側は性の承認など意識していなくとも
受ける側が褒められたりしたことで
特別扱いをされたと錯覚した瞬間から
性の承認が始まります。
分かりやすい例で解説しますと
水商売の営業です。
ホストやキャバ嬢は
お客さんに対して疑似恋愛を提供するのですが
その際に
この性の承認を利用しているのです。
・異性にチヤホヤされた経験が少ない人
・学生時代はモテていたが社会人になってからモテの機会が減った人
・結婚してそもそも配偶者以外の異性とは一定の距離を置いている人
等は
久々に
自分の性を承認された~!と、舞い上がってしまいます。
本当にモテる人は
慣れているのでいちいち引っかからないんですが
上記のような方々で
・配偶者とたまたま上手くいっていない
・久々である
等と言う状況が重なってしまうと
「この人は本当の自分を分かってくれる」
から始まって
「自分はこの人を好きなのかもしれない」
という勘違いに発展してしまうのです。
②特定の異性と長い時間を過ごしたとき
人は単純接触効果のように
会う回数を重ねる事で
相手を異性として意識することもあるのですが
共有する時間が長いことでも
相手を異性と意識することがあります。
何故なら
特定の相手と長く時間を共有することで
相手を異性として意識する時間も
他の人たちに比べて長くなるからです。
簡単に言うと
長い時間一緒にいると
「ギャップ萌え」を目にする機会が増えるってことです。
初めはそれほど意識していなかった異性でも
長い時間一緒にいることで
「ドキッ」とギャップ萌えする瞬間があったりすると
それがきっかけで
相手を異性として意識するようになり
自分が「ドキッ」とした気持ちのすり合わせをしたいがために
わざわざ
もっと「ドキッ」とするポイントを探してしまうのです。
「もうちょっと『ドキッ』とするところないかなあ」
「さっき感じた『ドキッ』とした気持ちは本当だよねえ」
「あの『ドキッ』とした感じ、新鮮だなあ」
って感じでだんだんと異性として気になりだします。
もしこれが
・モテる人
・異性の友達が多い人
であったなら
「まあ、この人も女性(男性)だしなあ」
「こういった可愛い(カッコイイ)ところは人それぞれあるよね」
って感じで
「よくある事だ」で済んじゃうんですけど
上記のような人でない場合
こういった相手を異性として意識している時は、
同時に
自分のことも異性として見て欲しいという願望を持ちます。
ですので
もしここで
①で解説したように
相手(ギャップ萌えが気になる相手)にチヤホヤされてしまったりすると
「この人のことが好きになのかもしれない」と
勘違いしてしまうのです。
執着と恋愛感情は違う
男性として
女性として
認めてもらいたいという欲求が叶った時
性の承認欲求が満たされて
もう一度承認してもらいたい
もっともっと承認してもらいたいと、
自分の性の承認欲求を満たして欲しいために
相手への執着が始まります。
これが不倫の第一歩です。
不倫者は
ギャップ萌えから
異性として意識し始め
気になる理由のすり合わせをして
ちょっと相手に褒められたら
「好きになったもしれないと」
勘違いしやすい心理状況なのだとは思います。
しかし、
上記してきたことは
相手に対して
忘れかけていた
自分の性の承認欲求を刺激して欲しい
と同時に
自分の性の承認欲求を満たして欲しいがために
執着しているにすぎません。
それを
好きなのだと勘違いしているだけです。
何故なら
本当に好きになったのだとしたら
「かもしれない」
等と自分の気持ちに疑いを持ったりはしません。
人を好きになる源は男女とも性欲ですが
本気で人を好きになった時は
心が温かくなったり
相手を思いやる気持ちが同時にわいてくるものです。
誰かから承認されたからと言って
その人のことを本気で「好き」とはなりません。
(人として好きになることはありますが)
その人に本気なら
○○をしたら好きになってもらえて
○○をされたら好きになるという
条件や取引のようなものはなく
混じりけのない純粋な好きという感情を相手に持ちます。
不倫ではなく
本気で人を好きになった恋愛経験が豊富な人は
本気で人を好きになった時の自分の感情を覚えていて
不倫に走る前に気が付くのです。
「今感じている好きって感情は本物だろうか?」
「なんか、違和感がないか?」
って、気が付いて
舞い上がっていた感情がすうっと落ち着いて
冷静に相手のことが見られるようになるんです。
世に言う蛙化現象も
相手に対する「好きだ」という気持ちが
勘違いや錯覚であることに気が付いただけです。
ただ
不倫の場合
厄介なのは
時間が経って落ち着いて相手を見られるようになった時
もう本当は
相手に対する好きという気持ちがなくなっていても
「最近、なんか相手に違和感を感じるけど、まさかね。」
とか
「前ほど好きじゃないと思ったのはきっと気のせいだ!」
とか
「あれほど好きになって不倫が始まったんだからこの関係は間違いない!」
って具合に
過去の感情をいつまでも信じ
握り込んでいるので
薄々感じている違和感をわざと無視して
関係を続けてしまうシタ夫、間女が多いことです。
なぜなら
不倫関係で
性の承認欲求を満たしてもらうということは快感が強く
・お金
・時間
・労力を
危険を伴って費やすため
利益を回収したい気持ちが働いて
なかなか止めることができないのです。
まとめ
不倫という勘違いの始まり 【性の承認欲求】
・不倫は自分の性を承認してもらう快感を相手を好きになったのだと勘違いしている
・自分の性を承認してもらう状況は
・異性にチヤホヤされたり
・特定の異性と長い時間一緒にいること
で起きる。
・本当はもう相手に好きだという感情がなくても
・承認欲求を満たしてもらう快感が手放せない
・今まで費やした時間、お金、労力を回収したいので
なかなか不倫関係を止めることができない。
年齢が上がれば上がるほど、過去の自分の気持ちにしがみついてしまい
現在の自分の気持ちを認めようとしなくなります。
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