シタ夫を魅力的だと勘違いする理由

不倫が始まったあたりから
・シタ夫が魅力的に見える理由
・そのせいで間女と破綻する理由を
シタ夫
サレ妻さん
間女
それぞれの視点と状況から解説します。

不倫がはじまる少し前
シタ夫が
・精力的に見えたり
・仕事も趣味も充実して
・若返ったように
見えたりしませんでしたか？

バレても不倫し続けているシタ夫を
魅力的に感じたことはありませんか？

間女がわざわざ既婚者と不倫することに
疑問を持ちませんでしたか？

今回はサレ妻が真っ当な判断を取り戻すために
不倫中のシタ夫が
まるで魅力的な人物であるかのように見える理由を解説します。

不倫する人物の持つ魅力は
本物なのか？
作り物なのか？

若返り効果

不倫が始まったあたりで
シタ夫が魅力的に見える理由の一つに
恋愛ホルモンがあります。

このブログでは今までも何回か解説していますが
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男性ホルモンのテストステロンの一時的な増加
によるものです。

まだ体の関係になっていない
プラトニックな不倫をしている時期は

シタ夫は
なんとしてでも

間女と体の関係を持つという目的のために
注力しているので
大量のテストステロンが分泌されます。

それが

シタ夫を
・精力的で
・仕事も趣味も充実していて
・若返ったように
つまりは
男性として魅力的に見せているのです。



もう一つは
間女の年齢に合わせて
無意識に若作りしている
からです。

間女のほうがシタ夫よりも若いと
ありがちなのですが
若い女性と不倫することで
気分が間女と同じくらいの年齢に若返っているんです。

ですので
服装がやたら若返ったせいで
不倫に気が付くサレ妻さんもいます。
(私のシタ元夫は真っ赤なコートを買っていました。ルパンか？)

サレ妻の心の問題　　【私の経験ちょっとバージョン】

サレ妻さんの心の問題で
サレ妻さんから見たシタ夫が魅力的に見えることがあります。

①．サレラリってやつですね。

サレラリは
不倫されたことで
真っ当な判断ができなくなってしまっている状態を指します。

サレラリ状態にはいろいろな
病的な行動もあげられますが
今回はサレ妻さんの心境を解説します。

不倫が発覚して余計にシタ夫が魅力的に見えるのは

・このままでは間女に夫を奪われてしまうという焦りと
・他の女性が狙うほど価値のある人なんだと思ってしまい

実像以上にシタ夫が価値のある人物に見えているだけです。

怖いのは
上記の理由で

・シタ夫に気に入られようとしたり
・シタ夫の要求を何でも叶え
・明らかに不倫するための嘘だと見当のつく言い訳でも
　積極的に信じてしまう

事です。

私も経験しました。

シタ夫の
言ってること
やってることを

それが
・不倫するための嘘だと判ってるのに
・不倫なんぞ褒められるものじゃ決してないのに

サレ妻の立場の私が
なぜか
あえて正当化しようとしてしまうんです。

私の結婚相手である夫は
「本当は不誠実な人物ではない」と
思いたくて
人としての良い部分を
何とか見出そうとしていました。


一般的に考えても

シタ夫の人間性の
全部が全部、悪い！

ということは
ないと思います。

人として素晴らしい部分があったから
結婚までに至った相手なのだと思います。

しかし実際に
不倫という加害行為を平然とやってのける面もある事
を受け入れなければ
サレラリ状態を抜けることはできません。

・裏切られたショックが強すぎて
・不倫という事実を認められないから
・自分の心がこれ以上壊れないように

一時はこのサレラリ状態になっても仕方がないと思います。

しかし
サレラリ状態のままだと
いつまで経っても

シタ夫は不倫を止めることはないし
サレ妻さんは傷つき続け
不倫問題解決が遠のいてしまいます。

ですので
私たちサレ妻は

シタ夫が
夫として最悪のモラハラ行為である不倫をしている事実
を認め
自分が本当に幸せになるために
行動しなければなりません。

先ずはシタ夫に対して掛けている
「夫は良い人」という色眼鏡を外すこと。

要領としては
私の場合
一旦シタ夫を他人として考えてみたんです。

道ですれ違う人をみて
この人がもし不倫してたら？って考えるんです。
そうすると
「まあ、どうせ不幸にしかならないでしょうよ！」
とか
「笑ってられるのも今のうちだ！」
くらいに思えてしまうんですよ。


テレビで男性芸能人の不倫報道を見た時に
「衆合地獄にでも落ちろ！馬鹿が！」
　　　　　　　　　　＊衆合地獄…不倫者専用地獄
とかって思ってしまいます。

これは他人だからそうやって突き放して言えるんです。

他人から見たら
不倫夫なんぞ
大抵
上記のような評価を受けて
叩かれてしまうんです。

こうしていくうちに

私のシタ元夫は
私に対して
相当に酷いことをやっている
ということを
認めることができたんです。

そして
少しずつではありますが
サレラリ状態を抜けて
次の自分がとるべき行動に
目を向けることができたのです。

②．ストックホルム症候群

サレラリに似ていますが
ストックホルム症候群も不倫発覚時から初期にかけての
サレ妻さんの心の状態として挙げられます。

簡単に説明しますと
目の前の人物によって自分の生き死にが左右される場合に
支配する対象を好きだと思い込むことで安全を確保しようとする心理。

加害者と心理的な絆を持つことで危機を回避しようとする心理。

もともとの定義は上記の通りです。

精神科での
不倫の相談の場合

医師やカウンセラーさんが
サレ妻さんの心の状態を説明するのに
引用したりします。

どういった症例か
分かりやすい例を挙げますと

・自分を虐待する母親に
「お母さん大好き」と言ってしがみつこうとする子供。

・脅されて本当は好きではないのに
　好きだと思い込んで異性と付き合ってる人。

・夫からDVされているのに
　愛しているから離婚しない妻。

等です。

目が覚めて
初めて
その状況がどれほど異常であったのか認識します。

不倫された側にも似た心理作用がおこって

不倫という夫婦間での最悪の加害行為

を受けているのにも関わらず

シタ夫を愛していると思い込むことで
心が崩壊するのを防ごうとします。

この状況に陥ることはあります。

しかし
・不倫されているのを知ってから
・シタ夫を問い詰めて不倫が確定してしまってから

時間が経ってくると

少しずつ心が落ち着きを取り戻してきます。

心が正常な状態へと回復していき
現実的に行動できるようになってきます。

ですので
サレ妻さんの
心が回復するまでの一つの過程であって

シタ夫が魅力的になったわけではありません。

サレ妻である私たちの心が
ショックのあまり勘違いを起こしてしまっているのです。

間女の色眼鏡

間女は間女で不倫者特有の色眼鏡をかけてシタ夫を見ています。

未婚の間女にしても
既婚の間女にしても
既婚者であるシタ夫が魅力的に見える理由８つを解説します。

１．経済力があるように見える
　
これは外せないですね。
シタ夫も間女と体の関係になるまでは特に
・身なりには相当に気を使い
・不倫デートでお金をバンバン使うので
　シタ夫をお金持ちだと思い込んでいることが多いです。

２．メンタルが安定していて包容力があるように見える

既婚男性は
結婚や育児などを経験していることもあり
独身男性よりも
メンタルが安定して包容力がある
と思わがちです。

確かにそれはあると思います。

しかし不倫中の安定感は
内容が違います。

間女と何か問題が起きても
大抵のことは対応できる
のでしょうが

それは
家庭という帰る場所があるため
精神的に落ち着いているのです。

つまり家庭があるので間女と上手くいかなくなり
間女との縁を切っても家庭が残るので構わない
ので安定しているように見えるのです。


３．身なりが整っているかのように見える

不倫初期は特に間女の気を引くために
かなり気を使っています。

妻が洗濯やアイロンがけなどをこまめにしてくれるおかげで
身なりがきちんとしているように見えているだけです。


４．健康的に見える

妻が食事を用意しているので
食生活が整っている。
家事を妻にやってもらっているおかげで
スポーツジムなどに行く時間も取れるシタ夫の場合
肌艶もいいので健康的に見える。


５.希少度が高いように感じる

手に入らないと分かっているから貴重に感じてしまう。
そもそも恋愛に発展してはいけない相手だからこそ
・一緒にいてみたい
・彼のプライベートが知りたい
　と間女は思ってしまう。

６．恋愛にがつがつしていないように見える

一般的に既婚男性は
恋愛対象を探していないので
女性にとっては距離感が遠すぎず近すぎず
丁度良い距離を保つことができるので
余裕があるように見える。

７.女性慣れしているように見える

妻がいることで独身男性よりも
女性の扱いに慣れている。

ということもあるのですが

面倒なことになれば
間女との関係を切ってしまっても家庭が残る
という甘い考えがある。
つまり
本気の恋ではないため
気障なセリフでもサクサク言えるのを
女性の扱いに長けていると
間女が勘違いしているだけです。

８．頼りがいがあるように見える

男性は既婚状態だと頼りがいがあるように見えます。
それは
妻さん、お子さんがいるからです。

守るものがあるからこそ
仕事もきちんとこなすし
責任感も生まれるのです。
それが頼りがいとして表に出てくるのです。



というわけで
既婚男性は余裕と落ち着きがあるからモテると言いますが、

それは
家庭があり
妻がいるからこそです。

・育児
・掃除、洗濯、料理、買い物、ゴミ捨てなど諸々の家事
・そして旦那の世話

等を
妻がやってくれているから、

シタ夫に
時間的、体力的、金銭的余裕ができて
仕事や趣味を充実させることができる。

だから
魅力のある男性に見えるのです。

妻が家庭を切り盛りし、
守るべき大切な存在として
共に支え合って生活してくれているので
シタ夫は
精神的に安定しているのです。

だから

魅力のある男性に見えるのです。

略奪婚の破綻原因　１

では、
不倫が原因で離婚して
めでたく既婚男性ではなくなったシタ夫は
その後どう変化していくのかというと

妻や子供がいなくなった途端

くたびれた中年男性になるだけです。

男性は本気で守るものを失うと
責任感もやる気も減退し
既婚時代ほどの輝きを失うことが多いです。

何故なら

妻や子供が
夫を
人として成長させているからです。
夫は
人としての原石を家族に磨いてもらっているのです。

妻も独身時代は頼りなく見える女性だったとしても
子供ができたら
強いお母さんになれたりしますよね！

守るものができるというのは
それほどまでに
人を強くしてくれるのです。

ところが
不倫という
依存性の強い
完全に勘違いした人間関係を続けていくうちに

「間女との人生が本来の俺の人生なんだ！」
「間女が運命の人なんだ！」
「間女と結婚すれば人生が変わるんだ！」
　(↑変わるっちゃ変わりますよ、悪いほうになら)
等と言いだし、

テストステロンが過剰に分泌されることで

・ただ単に上辺だけ気が強く、大きくなり
・自分の言い分は正しいのだ！と不倫を正当化して

周りの言っていることを
受け入れられなくなってしまっているのです。

略奪婚のの破綻原因　２

今までにも何回か
「推し」
の話を上げて解説しているのですが

間女にもシタ夫と同じことが脳内で起きているのだと思います。

例えば
皆さんの
・俳優
・歌手
・ユーチューバー
・アニメのキャラ
の推しが

上記の仕事や立場、役割をやめて
「あなたと結婚したい」
と言ったらどのように思いますか？

今まで通りの魅力を感じますか？

上記に仕事や立場、役割を
「果たしている推し」に
魅力を感じていたのではないのでしょうか？

仮に
結婚して一緒に暮らしたとしても

推しの全てが見えて
幻滅したり

結婚生活に期待しすぎてしまって
こんなはずじゃなかったと思ったり

するのではないかと思います。

間女も
シタ夫が既婚男性をやめて
つまり離婚して
ただの中年男性になって自分と再婚した時

誰かの夫である状態だったから魅力的に感じていたのだ
と気が付くのだと思います。



不倫するような心に問題がある女性は
そもそも夢見がちです。

自分の夫になっても
すべてさらけ出されても
自分のシタ夫への愛情は変わらないと思い込んでいます。

しかし実際は
上記してきたように
妻あっての既婚男性の魅力です。

シタ夫は
離婚をして妻に支えてもらえなくなった途端に
家事全般や金銭的な問題を抱えて
だんだん本来の姿に戻っていきます。


妻が夫の魅力を上げているなど思いつきもせず
もともとこの人はこんなにも魅力的なんだと思い込んで

いざ再婚した時に
ただのくたびれたおっさんだった
と気が付いた後・・・。

間女のほうから別れを切りだしたりします。

シタ夫と間女の
略奪婚が破綻する一因はこれです。

まとめ

シタ夫を魅力的だと勘違いする理由

・不倫により一時的にテストステロンが過剰分泌されているので
　シタ夫が精力的に若々しく見える

・不倫されたことでサレ妻さんの心が傷つき
　真っ当な判断がしずらくなっている

・妻がシタ夫の魅力を底上げしていることに間女が気づいていない

不倫先が唯一の帰る場所になった時、シタ夫と間女の人間性が分かるのです。